月行きを発表したZOZOTOWN前澤さんの英語スピーチが最高のお手本である理由をプロが解説

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9月17日午後Twitterなどの創業者でも知られるイーロン・マスク氏がスペースX社の宇宙ロケットで公式発表をしました。その場で、民間人としては初めて月へ行くことを発表したZOZOTOWN代表である前澤さんの英語スピーチが、日本人として最高にお手本になるくらい素晴らしいものでした。

そこで今回はお手本にするべきポイントを英語のプロが解説します!動画は約1時間22分ありますが前澤さんが登場するのは26分10秒前後から見れば大丈夫です。

英語スピーチに大事なコツとお手本にするべきポイント

こちらのツイートにも書きましたが、大きくは以下の5点です。ここではなぜ素晴らしいのかをより詳細に解説していきたいと思います。

ポイント①:ニックネームを自分で指定して呼びやすくする

まず最初に、前澤さんはスピーチを

"Call me MZ!"「MZと呼んでください!」

から始めています。これ英語の発音もちゃんとしており、Zは「ゼット」ではなく「ズィー」に近い発音が正しいのです。日本人のほとんどがZの音を間違えるので、事前に発音チェックもしっかりしていたことが伺えます。

さて、発音もさることながら、このニックネームを自分で指定すること、英語圏では常識なのです。

例えば、映画スパイダーマンでヒロイン役の女性の名前は「メリー・ジェーン・ワトソン」と言うのですが、映画内では一貫して「MJ」と呼ばれています。これは"Mary Jane Watson"のMとJを取ってきたものです。ニックネームを指定した方が覚えやすく、呼ばれやすく、かつ親しみやすくなります。

英語圏はファーストネーム文化ですが、このようにメリーという短い名前であってもニックネームを付けることはよくあります。

「Maezawa」と「Yusaku」という名字は英語圏ではかなり呼びにくい(長いうえに英語で似た単語がない)ので、MZと短くニックネームを指定するのは外国人が英語圏でスピーチをするうえで大事なテクニックです。このポイントをしっかりおさえているのは、地味に見えますがとても大切なポイントなのです。

ポイント②:最初にお礼をする"Thank you."から始める

これも日本人にとっては意識が行かない部分ですが、宇宙ロケットに乗るような大きな場で発表をする場合はまず集まったことに対してお礼を言います。

日本人だと「恐縮です」と伝える部分が、英語だと「ありがとう」に代わると思えば理解しやすいかもしれません。まずお礼をしっかり伝えるのは、英語圏ではとても大切なことです。

その場で発表できること、その場にいる人、この機会をもらったこと、前澤さんはお礼から入っているので英語圏の人も「この人は謙虚で良い日本人なのだろう」という印象を持ったはずです。一歩間違えればお金持ちの道楽と勘違いされてもおかしくない内容でしたが、その点は前澤さんのスピーチでは一切問題にならないでしょう。

ポイント③:「月に行くことにしました!」などと1つずつの表現が表現がシンプルで分かりやすい

世の中の有名な英語スピーチ、たとえばスティーブ・ジョブズやTEDのプレゼンターなど、の話す英語表現は、どれも共通して「極めてシンプル」ということです。トランプ大統領の英語スピーチは小学生レベルだと言われるくらい、シンプルに分かりやすく話すということは大切なのです。

英語で話すと言うと難しい印象を持つかもしれませんが、難しい言葉を使う必要は一切ありません。事実、前澤さんも話している英語のレベルは中学生で習うものばかりです。難しい表現は一切ありません。おそらく英語ネイティブの小学生でも理解できるレベルでしょう。またスライド内に写真を使って「アメリカに馴染みがあるよ!」と伝えているのも効果的です。

つらつら長く話さず、短くシンプルに話す。これが英語スピーチでもっとも大切なポイントと言えます。

ポイント④:話すスピードとジェスチャーが良い

前澤さんの話す言葉は、早すぎずちょうど良いです。英語スピーチだと早くサッと話さないといけないと思うかもしれませんが、優れたスピーチは誰にでも理解できるスピードで、早すぎず遅すぎず話すものです。

また、日本人がプレゼンやスピーチをするとき、じっと直立不動で立ちながら話す人が多いものです。しかし英語圏の優れたスピーチは言葉だけでなくボディランゲージも駆使することが常識です。程よく身振り手振りを上手にスピーチ内に盛り込んでいます。

ポイント⑤:なによりも堂々と話す

色々とテクニック的なことも言いましたが、最後はやはりこれに尽きます。英語が得意でなくても、堂々と自分の意見を伝えること。

前澤さんの英語の発音は、いわゆる普通の日本人の発音です。特別うまいわけではありません。でも、このスピーチで英語ネイティブの心をしっかり掴み、世界中のニュースになっています。

発音がいいに越したことはありませんが、誰でも話しながら上達していくのです。まず全ては、堂々と話すことから始まります。

英語ができなくても大丈夫、という時代ではもうない

前澤さんの英語スピーチはおそらく歴史に残るものになるでしょう。プロジェクトの内容そのものもそうですが、日本人がお手本にするべきことが多く含まれていて感動しました。

私自身、英語スピーチを何度もしてきましたが、ここまでスピーチが上手な日本人はあまり会ったことがありません。おそらく事前に猛練習をしたことがうかがえますね。リハーサルも何度もやったのでしょう。

ぜひこの記事を読んでくれた皆さんも、英語をしっかり学んで堂々とスピーチできるようになることを願っています!


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