TOEICでは問題用紙に書き込みができない理由と減点されない対策

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年間200万人以上が受験するTOEIC試験。大学受験までの試験と違い、試験本番で問題用紙や解答用紙に「書き込み」ができないことを知っていますか?TOEICに慣れていない人が驚くこのルールがなぜあるのか、そして書き込まないでもハイスコアを取れる対策について解説していきます。

書き込みなどTOEIC本番で禁止されている注意事項

TOEICは注意事項の例として、公式サイトに11項目が挙げられています。

  1. 撮影・録画・録音・複写
  2. 問題用紙・解答用紙の持ち出し
  3. 試験問題の漏えい
  4. カンニング行為
  5. 試験中に解答の援助を受ける
  6. 解答用紙の所定欄以外への書き込み(問題用紙へのマークを含む)
  7. 試験開始前や終了後に問題を見る・解く
  8. リスニング中にリーディングの問題を見る・解く
  9. 電子機器類の使用 例:携帯電話・ウェアラブル端末等(12:30以降)
  10. 暴力行為・器物破損
  11. 試験教室内での飲食(ガム・飴などを含む)
    TOEIC公式サイト注意事項より

もし、これらに該当する行為が見つかってしまったら、以下の内容が書かれた黄色い紙を提示され、注意されます。試験官による注意・警告があるだけでなく、最悪の場合は試験途中で退場、手荷物の確認、採点をしない、受験資格の剥奪、スコアの無効化などのペナルティが発生してしまいます。

この注意事項の6つめにある「解答用紙の所定欄以外への書き込み(問題用紙へのマークを含む)」こそが、TOEICで問題用紙と解答用紙に書き込みができない理由です。


注意してもなおその行為を続けてしまった場合や悪質な場合には、重いペナルティを課されてしまうこともあるため、解答用紙と問題用紙に書き込みをすることはTOEICではタブー中のタブーです。実際に試験会場でも、書き込みをしている人はまずいないので、自分がやっていたら試験監督にすぐに注意されてしまうでしょう。

TOEIC本番では問題用紙と解答用紙に書き込みができない理由



以前から書き込みしてはいけないとのアナウンスがありましたが、昨今はより徹底されているようです。なぜ書き込みができないのでしょうか?これは、ETSというTOEIC運営団体の方針が影響しているためです。

TOEIC公式サイトにも、以下の記載があります。

テスト開発元のETSの基本方針で、カンニングや試験問題の漏洩につながる行為として禁止しています(詳しくは注意事項をご覧ください)。メモを取る、線を引く、〇・×・レ等の印をつけること全てを含みます。試験中に解答用紙の所定の記入欄以外への書き込みを確認した場合は試験官が注意いたします。

解答用紙の所定の記入欄以外への書き込みをすることで、同じ会場の他の人にメッセージを送る、問題をメモして持ち帰ることで試験問題の漏洩につながる、というのが主な理由のようです。

本来であれば、こういうマークシート形式の試験を受験した際は、問題冊子を持ち帰ってわからなかったところを調べたり、自己採点したりしたいものですが、同じ問題を使い回しせず、毎回異なる試験問題を作成すればいいわけで、これは完全にTOEIC運営側の都合といえるでしょう。

とはいえ、実はここに書かれていない目的もあるように思われます。それは、実際の英語使用状況に近い条件で、英語力を測るためです。

会話したり、アナウンスを聞いたり、メールを読んだりといった場面では、いちいち書き込みできなかったり、そもそも書き込みなどしないでしょう。

TOEICサイドとしては、単なる英語テストではなく、より現実的な英語能力を測る試験にしたいと考えているのだと思われます。

とはいえ、

・リスニング中にメモを取ったり、リーディングの問題文に線を引いたりできない。
・選択肢の正誤を○×の記号で書いておくことも禁止。

これは慣れないうちはかなりやりにくいと感じると思いますが、TOEICの1つのハードルだと思い事前にしっかり対策をしておいてください。慣れてしまえば、英語をそのまま英語で解くという英語コミュニケーション能力に近いレベルまで英語力を上げることができるため、英会話などでも役立つはずです。

TOEICで書き込みをしないで問題を解くための勉強法

ポイント1:「問題に書き込みは当然」という思い込みを捨てること

みなさんは、中学高校時代の学校の試験や、大学受験の経験から、「英語の試験は問題冊子にいろいろ書き込まないと解けない」と思い込んでいる人は、まずその思い込みから捨てる必要があります。実際のところ、TOEICの問題は大学入試の英語問題と比べてずっと難しいかと言われると、そうでもありません。TOEICは、基礎〜中級レベルの英語を、いかにスピーディに解けるかが求められる試験です。

文章の構造も、せいぜい接続詞や関係詞があるくらいで、シンプルなものが多いです。難解な文章を読み解くのではなく、普通の情報をそのままきちんと把握する能力が求められているのです。

つまり、いちいち書き込みをしなくても解けますし、むしろ書き込みをすることで余計な手間をかけている可能性すらある、ということです。

もちろん、書き込みせずに解くのには不慣れな方が多いと思いますので、書き込みなし解答に慣れるためトレーニングは必要になるでしょうが、慣れてしまえば書き込みをしている時間がもったいなく感じるはずです。 

ポイント2:公式問題集で書き込みをしない解き方に慣れる

書き込みをしないでも解けるようにする練習をするためには、TOEIC運営団体が出版している『TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編』がやはりベストです。最新の試験形式に対応しており、本番と同じ形式のマークシートが付いているので、本番さながらのトレーニングが可能です。

TOEICの問題を事前に書き込みをしないで解いておくことで、本番でより実力を発揮しやすくなるでしょう。

ポイント3:リスニング・リーディングごとに解き方のコツを学ぶ

リスニング問題では、理解できていてもいなくても、どんどん問題が進んでいきます。なので、たとえ分からなかったとしても切り替えを早くしないと解ける問題まで落としてしまいます。

一般的に、短期記憶の保存期間は20秒〜1分程度であり、一度に記憶できる情報の単位は7個前後といわれています。どんどん進んでいく問題の中で、あまり解けなかった問題に固執しても全体のスコアが下がるだけです。

テクニックとしては、選択肢が○か×かを覚えておくのに、左での人差し指から小指までを、伸ばすか折るかで記憶しておくテクニックがあります。

例えば、A〜Dの選択肢がある場合は、マークシートで書く時に、

  1. Aの選択肢の音声が流れたらAのうえに鉛筆を置く
  2. Bの選択肢を聞くときは、同じようにBの上に鉛筆を置く
  3. Cの選択肢を聞くときは、同じようにCの上に鉛筆を置く

このように、1つずつ鉛筆を置いていき、正解だと思うものをマークシートするというテクニックがあります。これは英語を聴き取りやすくするテクニックではありませんが、今どの問題のどの選択肢を解いているのかで迷わないためのテクニックです。

次にリーディング問題ですが、リーディング問題はとにかく問題量が多いため、前から順番に飛ばさないで解いていきましょう。難しいものわからないものは飛ばして後で帰ってくる、という時間の余裕はありません。確信が持てなくても、いずれかを選んでマークしましょう。

気をつけたいのはマークミスです。自分が現在マークしている問題番号と、解答用紙の問題番号がずれていないか、一問ごとに慎重に確認しましょう。消してマークしなおす時間はありません。

リーディング問題も長文で書き込みをしたくなると思いますが、1文字たりとも書き込みはしてはいけません。英語を英語のまま理解する練習だと思って、問題用紙とにらめっこして取り組んでください。

以上の実戦練習では、問題冊子には書き込みせず、どうしても書き込みしたい場合のみ解答解説冊子の方に書き込むようにして復習しやすいようにしておくことがおすすめです。

終わりに:TOEICハイスコアを取るための参考記事

以上いかがだったでしょうか?TOEICならではの注意事項に気をつけて、試験を受けてください。

TOEICに限らず、英語の勉強は繰り返しの学習が大切です。TOEICの対策や勉強法、教材などの情報をもっと知りたい方はこちらの記事をご覧ください。TOEIC990点満点のプロが厳選した解説記事を無料で読めます。

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