TOEICの点数(スコア)目安と英検の対応する級まとめ

  • TOEIC対策

TOEICをいざ受けようと思っても、点数(スコア)はどれくらい取ればいいの?目安はあるの?と疑問に思う人も多いでしょう。今回はTOEICの点数をそれぞれランク分けしつつ目指すべき点数を把握し、英検と英語力の基準が分かるよう解説します。

TOEICスコアは4つのランクに分類される

TOEICの運営団体が発表している資料には、TOEICはスコアによって4つのランクに分類されます。AからDで、Aのほうが高いスコアを持っている人が該当します。

  • Aランク:860点以上
  • Bランク:730〜855点
  • Cランク:470〜725点
  • Dランク:220〜465点
ちなみに平均点が毎回試験ごとに異なりますが、おおむね500点くらいになります。なので、平均点なスコアを持っているとCランクに入ることになります。

TOEICは合格・不合格で判定される試験ではないので、まずは自分のスコアがどのランクなのか、次にどのスコアを目指すべきなのかを知るための目安としてランクを把握しておくことが重要です。

TOEIC点数の目安と英検の対応・できること一覧

スコア220〜465点:中学英文法が理解しきれていない基礎力がないレベル

  • 試験時間内に解けないで終わる問題数:30〜50問以上
  • 英検で該当する級:英検4級〜3級レベル
  • 必要単語数:2000語〜
ゆっくり話してもらうか、繰り返しの言い換えをしてもらえれば簡単な会話はなんとか理解できるくらいのレベルです。語彙・文法も不十分なところが多いので、TOEICを試験時間内に解き終わることは難しいでしょう。25~ 30間かそれ以上の問題が解けていないので、試験時間が単純につまらないと感じるでしょう。

このスコア層の人はそもそも英語が嫌い、TOEICなんてできるだけ受けたくないと思っている人が多いゾーンです。ここから抜け出すには、「基礎をじっくり身に つけていく覚悟」が一番大切になります。1歩1歩復習を地道に 繰り返して頑張ってください。ついでに言うと、ここから600 点までは、頑張れば誰でもいけます。それ以上のスコアを目指し英語力を確固たるものとしたいなら、数年かけて英語と取り組む覚悟が必要です。

中学。高校で習う基礎英文法や英単語などを学んで、英語の基礎力を身に付ける段階です。リスニング問題では、 Part 3,4は難しすぎるので、Part 1,2のトレーニングを中心に練習す れば次の470点レベルにまでスコアアップできます。


470点〜600点:最低限の基礎はあり日常会話のコミュニケーションはできるレベル


  • 試験時間内に解けないで終わる問題数:30〜50問
  • 英検で該当する級:英検3級〜準2級
  • 必要単語数:2500〜3000語
公開テストの平均点がだいたい570~ 585点なので、平均点前後のスコア層になります。大学受験までは英語を頑張った、という人が落ち着く層でもあります。偏差値で言えばちょうど50前後、良くもないけど特別に悪くもない最も人数の多いボリュームゾーンです。

この層にいる人は、品詞をはじめとするTOEICに特化した英文法の勉強が必要です。TOEIC必須語彙を600語ぐらい覚え、リスニン グやリーデイングの問題の出題パターンがつかめれば、次の600点レベ ルに達することができます。

仕事で英語を使うには大いに不安で、英語力回復、 トータルなやり直しに、 それなりの時間がかかるレベルです。英語は仕事で時折使うだ けとか、出張の時は身振り手振りで乗り切っているとか、普段 の仕事ではワンパターンの英語だけを使っているとか……今は なんとかなっているが、将来は地獄が待っている気がする人が 多いのもこの層です。英語とのつきあいは元々中途半端な人が 多く、苦手意識をずっと持っています。英語なんて手段なんだ から、とバカにしてしまう人もどっと増えるのがこの層の特徴 です。


605〜725点:基礎があり英語でコミュニケーションできるレベル

  • 試験時間内に解けないで終わる問題数:20〜30問前後
  • 英検で該当する級:準2級
  • 必要単語数:3500〜4500語
平均点よりは上で、基礎力が最低限ありTOEIC対策もある程度勉強を頑張った人が到達できるスコアです。英語にはそれなりに自信がある人や、昔から英語は嫌いではなかった人が多い層です。やれば短期間でも100点くらいはアッ プできるでしょ、と思っている人が多く、事実、比較的短期間 でも大幅にスコアーアップしやすいのが、この層の特徴です。 

基礎力はあるものの、さらに上のスコアへ行けるかというと話は別で、いった ん近くまでは上がるものの、それから先で停滞する傾向が強いです。問題集を1番たくさん持っている層がここです。気を抜かずに勉強をずっと頑張れれば、800点台にコンスタントに乗れるようになってきます。

まずは、大量に問題練習をすることによって次の730点レベルに達することを目指しましょう。問題量は、Part 1以外はできれ ば各30回、いわゆる1000本ノックというトレーニングが必要で、市販の 問題集で言えば約10冊分に相当します。また、攻略法をTOEICの対策 校のレッスンやTOEICの対策書を通じて覚え、それを実践で使えるよ うにしておく必要があります。攻略法をマスターすることで最もスコア が伸びやすい段階が、450点から730点までのレベルであり、最短時間の 労力でスコアをみるみるUPさせることが可能です。


730点〜855点:平均よりずっと英語ができて就職や学校などで有利になるレベル

  • 試験時間内に解けないで終わる問題数:10〜20問前後
  • 英検との比較:英検2級〜準1級レベル
  • 必要単語数:4500〜6000単語が目安
このランクも、「日本人の中では」という条件をつければかなり英語ができる部類で、TOEIC受験者の上位10 ~ 15% 程度に入ります。

ここまで来ると、スコア860点以上の人との最大の違いはスピードです。たとえば870点の人が全部解き終わって時間が3分余っている、という時、980点の人は、15分余って見直しに 精を出している。難しいボキャブラリーになると、どうしても AAAの人には負けてしまう。あるいは、リスニングでは430点 より先には届かない。リスニングでは満点だけど、リーディン グでは370点くらいしかいかなくて、どうしても最後の2パッセージ問題で時間が足りないということがよくあります。

英語力そのものは基礎力があるので、さらに英語力に磨きをかけつつ、TOEICの問題形式にも慣れておくことで確実なスコアアップを目指すことが出来ます。練習問題のレベルを上げて、難し目の問題練習を精選問題集などを用いて行います。全問題・全パート(特にリーデイングセクション)を必ず解ききれ るようにスピードUPトレーニングし、同時にTOEIC必須語彙の習得 に励む必要があります。



860点〜:英語中上級者でノンネイティブとして十分はコミュニケーションができるレベル

  • 試験時間内に解けないで終わる問題数:0〜10問前後
  • 英検との比較:英検1級レベル
  • 必要単語数:7000語以上が目安
TOEICの最上位スコア層で、全体の10%以下のエリートスコアを持つ層です。この中には初めてTOEICを受けた帰国子女もいたりと、英語力そのものがかなり高いレベルの人もいます。

この層にいる人がさらにスコアアップを目指すなら、TOEIC問題形式の対策を完璧にマスターし(例えば、Part 7のダブルパッセージは、2つ目のパ ッセージから読むほうが読みやすい場合もあるなど)、どんな問題でもミスしないように、「きっちり、正確に(特にPart 7)」を養う必要があり ます。また、リスニング問題では満点(誤答数5問以内)が安定して取 れるように、最難関のPart 3でさえもほとんど落とさなくなるまでスピードを養うトレーニングが必要です。リスニングで安定して満点を取れるようになることはもちろん、問題製作者の意図に順応 できるよう読解力をアップさせ、文法・語法の知識の漏れをなくし、ほぼ完璧になるよう努力する必要があります。

また、950点以上を「軽く」取れる人は、英語がかなり身についているので、数年英語から離れたとしても、元どおりになるのに時 間はかかりません。TOEIC対策校に通う必要も全くありません。 満点を狙うなら良質の問題集をひたすらやれば十分です。一方、 やっとこさ915点というような人は、英語から離れれば2年以 内に800点台に落っこちてきてしまいます。



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