TOEIC パート5対策!前置詞の後ろに続く動名詞・名詞の見分け方

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“in” や “of” “on” などの前置詞は、「前置詞」という名前が示すとおり、「前」に「置く」「詞」です。さて、何の前に置く言葉か知っていますか?
答えは「名詞」です。名詞といっても広い意味での名詞となり、一般的に前置詞の後ろには、名詞(句および節)、代名詞、動名詞が続きます。
前置詞の後ろに続けることができる語を、例文と共に確認していきましょう。

前置詞の後ろに続く語


前置詞の後ろに名詞(句)

He left the room without a word.(彼は一言も言わずに部屋を出て行った。)

“without” は「~なしに」を意味する前置詞です。後ろには “a word” と「冠詞+名詞」が続いています。“without a word” で「一言も言わずに」を表します。
例文では、不定冠詞 “a” が名詞の前についていますが、文脈によっては無冠詞、また定冠詞 “the” や形容詞が名詞の前に置かれます。

  • (無冠詞)I’m good at math.(私は数学が得意だ。)
  • (不定冠詞)He left in a hurry.(彼は急いで出て行った。)
  • (定冠詞)I was surprised at the news.(私はその知らせに驚いた。)
  • (形容詞)She is interested in classical music.(彼女はクラッシック音楽に興味がある。)

前置詞の後ろに代名詞

I bought a present for him.(私は彼にプレゼントを買った。)

前置詞の後ろに代名詞を置くときには、目的格となります(“me” “you” “him” “her” “them” “us” “it”)。ただし、後ろに名詞が続く場合には、“my brother” (私の弟)のように所有格(“my” “your” “his” “her” “their” “our” “its”)が使われます。
また、文によっては所有代名詞(“mine” “yours” “his” “hers” “theirs” “ours”)が置かれることもあります。

  • (目的格)He couldn’t come with us.(彼は私たちと共に来ることができなかった。)
  • (所有格)We are sure of his success.(私たちは彼の成功を確信している。)
  • (所有代名詞)A friend of mine lives in London.(友人がロンドンに住んでいる。)

前置詞の後ろに動名詞

He is fond of watching baseball games.(彼は野球の試合を見るのが好きだ。)

“watch” は「~を見る」を意味する動詞ですが、動詞は前置詞の後ろに置くことはできません。そこで動詞に “~ ing” をつけ、動名詞に形を変えて前置詞の後ろに置きます。“watching” で「~を見ること」を意味し、“be fond of watching ~ ” で「~を見るのが好きだ」となります。
“watch” は他動詞ですので、後ろに目的語 “baseball games” が続きます。

前置詞の後ろに疑問詞が導く節

I was pleased with what he had done.(彼が行ったことに私は満足している。)

前置詞 “with” の後ろに、疑問詞に導かれる名詞節を続けることもできます。“what he had done” で「彼が行ったこと」を意味します。
一方、“that” が導く名詞節は、通常、前置詞の後ろに続けることはできません。ただし、例外がありますので、それらは以下で述べます。

前置詞の後ろに続くその他の品詞

一般的には、前置詞の後ろには名詞(句、節)、代名詞、動名詞が続きますが、決まった形でだけ、その他の品詞が使われる場合もあります。一例を挙げておきましょう。

  • (形容詞)from bad to worse(ますます悪化して)
  • (副詞)from abroad(海外から)
  • (前置詞句)from under the desk(机の下から)
  • (不定詞)have no choice but to ~(~するしかない)
  • (that節)in that(~という点で)

動名詞の意味上の主語

I’m sorry for being late.(遅れてすみません。)

この文は “I’m sorry.” “I was late.” という二文がひとつになったものです。二つめの文章の主語は同じ “I” ですので、主語を省略しbe動詞を動名詞 “being” に変えます。

She got angry at my being late.(彼女は私が遅れたことに腹を立てた。)

“She got angry.” “I was late.” が一文にまとめられたものです。この二文は主語が “She” と “I” で異なっていますので、意味上の主語を入れる必要がでてきます。

“being late”(遅れたこと)の前に置くことができるのは、所有格です。“I” の所有格 “my” を動名詞の前に置くことで、「私が遅れたこと」を表します。

このように、動名詞の前には意味上の主語を置くことができます。

“during” の後ろは名詞のみ

I visited Singapore during my vacation.(休暇中にシンガポールを訪れた。)

前置詞の後ろには、動名詞を続けることができるといいましたが、例外的に前置詞 “during”(~の間に)の後ろには動名詞は続きません。
“during” の後ろには、たとえば “during the summer vacation”(夏休みの間に)のように、はっきりとした期間を表す名詞を続ける必要があります。ところが、動名詞は「~すること」という行為を表し、具体的な時間の長さを示しませんので、動名詞を続けることができないのです。

I visited Singapore while I was on vacation.(休暇中にシンガポールを訪れた。)

“during” の他に「~の間」を意味する単語として “while” がありますが、こちらは前置詞ではなく接続詞です。whileのあとにはSVが続きます

また、TOEICでよく問われるのがwhileの後ろに『〜ing』がついた形を選ぶ、主語を省略した形です。主節と従属節の主語が同じ場合は、主語とbe動詞を省略することができますので、上記の例文は “While being on vacation, I visited Singapore.” と書き換えられます。

「~の間」は “while+ ~ ing” で表すことができますが、この “~ ing” は動名詞ではないことを理解しておきましょう。

名詞?それとも動名詞?

空欄には、名詞と動名詞が並んでいます。正しい語を選びましょう。

  • 1. I got a driver’s license during my (stay / staying) in the USA.
  • 2. Can you put the scissors back after (use / using) it?
  • 3. I got used to (work / working).
(正解)

1. stay(名詞)
「アメリカ滞在中に、私は運転免許をとった。」

カッコの中には、名詞 “stay”(滞在)、そして動名詞 “staying”(滞在すること)が並びます。カッコの前には “my” という所有格がありますので、カッコには名詞または動名詞が入ることが分かります。“my” の前に置かれている前置詞 “during” は、後ろに動名詞をとることができませんので、選ぶのは名詞 “stay” です。

2. using(動名詞)
「使ったあとは、はさみを元の場所に戻しておいてね。」

カッコの中にあるのは、名詞 “use”(使用)と動名詞 “using”(使用すること)です。カッコの前には前置詞 “after”(~のあとに)があり、後ろには代名詞 “it” が続きます。カッコの後ろに目的語 “it” が置かれていることから、目的語をとることができる動名詞 “using” を選びます。名詞 “use” を使うのであれば、“after the use of it” という形になります。

“after” と “before” は接続詞としても使われます。その場合は後ろに「主語+述語」が続きますので、“Can you put the scissors back after you use it?” となります。

3. working(動名詞)
「私は働くことに慣れた。」

カッコの中には、名詞 “work”(仕事)と動名詞 “working”(働くこと)が並びます。前置詞の後ろには、名詞と動名詞のどちらも入りますが、名詞を使う際には所有格または冠詞が必要です(“I got used to my work.” または “I got used to the work.”)。カッコの前は前置詞ですので、選ぶのは動名詞 “working” となります。

get used to ~” は「~に慣れる」を意味し、最後の “to” は前置詞です。“work” は名詞だけでなく、動詞(働く)でもありますが、“to” を不定詞と勘違いし、後ろに動詞の原形 “work” を続けないように気を付けましょう。
“look forward to ~”(~を楽しみに待つ)や “object to ~”(~に反対する)も同様に、後ろには名詞または動名詞が続きます。一緒に覚えておきましょう。

toと見ると、不定詞を連想してすぐさま動詞の原形を思い浮かべてしまいますが、前置詞のtoも実は数多くあります。TOEICまでに絶対覚える!動名詞を使った慣用表現まとめの記事を参考にして取りこぼしがないようにしましょう。

前置詞の後ろに続くのは名詞(句・節)・代名詞・動名詞

TOEICのパート5では、前置詞の後ろの語を選ぶ問題がよく出されます。4つの選択肢にいろいろな品詞が並んでいる場合、その中からまず「名詞もしくは代名詞」「動名詞」を選ぶことが大切です。

そして前置詞に続く空欄の後ろに目的語が続いているかどうかに注目し、目的語が続いていれば動名詞を選びます。

自動詞の場合、後ろには目的語は続きませんが、そのときには空欄の前に冠詞や所有格があれば名詞を選び、なければ空欄の後ろにどのような語(前置詞や副詞句など)が続いているかを確認し、文脈に沿った語を選びます。
基本をおさえていれば、確実に点数がとれる問題ですので、しっかりと覚えておきましょう。

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