英検5級の会話文文空所補充対策・必要な英会話表現まとめ

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英検5級は、英語を学習する多くの人、特に小学生や中学生が一番最初に受ける英語の試験です。それに向けて英会話教室や塾で対策をしている方も多いかと思います。英検5級のリーディング第二問目は、「会話文の文空所補充」です。英会話の基礎力が求められるこの試験の傾向と対策を紹介します。

英検5級で必要な英会話力

リーディング第二問目は、英語の会話文の空所を埋める問題です。英会話の基礎力が求められます。

英検5級の会話文で出てくる主な場面

  • 家庭
  • 学校
  • お店
  • 公共施設
  • 電話
  • 街中
  • 公共交通機関

英検5級の会話文で出てくる主な話題

  • 家族
  • 友達
  • 学校
  • 趣味
  • 買い物
  • スポーツ
  • 映画
  • 音楽
  • 食事
  • 天気
  • 道案内
  • 乗り物の乗り方
  • 自己紹介
  • 休日の予定、過ごし方
  • 近況報告
  • ペット
  • 習慣

英会話を習っている、または独学で英会話を学習している場合、一番最初に習う様な事ばかりです。英検の過去問題集だけでなく、初級レベルの英会話のテキスト、また、中学一年の教科書や参考書も使えます。この問題は、単語を丸暗記するだけでは正しい答えを導き出す事は出来ませんので、しっかり英会話の基礎を固めましょう。

英検5級リーディング会話問題の形式と対策

英検5級リーディング会話問題の例題

(1) Boy: Your cat is really cute. (          )    
Girl: She's three months old.

1. What color is she?     2. How old is she?     3. When is your birthday?     4. What do you do?  

(出典:日本英語検定協会・5級過去問)

問題冊子に書かれた会話文の空所に、適切な文や語句を補う問題です。選択肢は4つあります。英検5級の場合、4つの選択肢の中に、答えとして明らかに不自然なものが必ず含まれています。ですから、明らかに違うものは、消去法で先に削除してしまいましょう。

上記の問題では、男の子の“Your cat is really cute.(あなたのネコ、とてもかわいいわね。)”に続く英文を選びます。女の子が“She's three months old.(3か月よ。)”と答えていますので、正解は、選択肢2の“How old is she?(彼女は何歳?)”ですね。

この会話では、ネコの色についての話題、女の子の誕生日についての話題は一切出ていないので、選択肢1と3は明らかに違うのが分かるかと思います。選択肢4の“What do you do?”は、「あなたは何をしていますか?」と思う方も多いです。間違ってはないのですが、これは、今何をしているのか、ではなく、相手の職業等を尋ねる決まり文句です。

挨拶や会話でよく使う決まり文句は、そのフレーズごと丸暗記で覚えてしまいましょう。

挨拶や会話でよく使う決まり文句例

  • How do you do?(はじめまして。)
  • Nice to meet you.(はじめまして。)
  • I'm from ___. (~出身です。)*主語を変えても使える様にしましょう
  • I'm __ years old. (~歳です。)*主語を変えても使える様にしましょう
  • I see.(分かった。なるほど。)
  • Me, too.(私もよ。)
  • I'm late.(遅刻だ。)
  • This is Yuki. (ユキです。こちらはユキです。)*電話で自分の名前を名乗る時や人を紹介する時の表現
  • Can you help me?(手伝ってくれる?)
  • I'm coming.(今行くよ。)*話し相手のところに行く
  • Let's see.  (ええっと。)
  • Come on.(さあ早く。)
  • Just a minute.(ちょっと待って。)
  • That's right.(その通り。)
  • I don't know.(分かりません。)
  • Of course!(もちろん!)
  • For here or to go? (こちらでお召し上がりになりますか?お持ち帰りですか?)
  • For here, please. (こちらで食べます。)
  • To go, please. (持ち帰ります。)
  • No, thank you.(いいえ、結構です。)
  • No, thanks.(いいえ、結構です。)

また、疑問詞を使った質問とその答え方もしっかり覚えましょう。こちらもフレーズを丸暗記して、それを応用して答えを選びましょう。

疑問詞を使った質問とその答えの例

  • What's his name? -His name is Mike.(彼の名前は何?-マイクだよ。)
  • What time is it now? -It's one thirty. (今何時?-1時30分よ。)
  • What time do you go to bed? -At eleven. (何時に寝るの?-11時よ。)
  • What do you do on weekends? -I play tennis. (週末は何をしているの?-テニスをしているわ。)
  • How's the weather? -It's cloudy. (天気はどう?-曇りだよ。)
  • How many classes do you have on Mondays? -Six.  (月曜日は何クラスあるの?-6つよ。)
  • How do you go to school? -By bus.  (どうやって学校に行くの?-バスだよ。)
  • How much is this T-shirt? -It's twelve dollars. (このTシャツはおいくらですか?-12ドルです。)
  • When is your birthday? -June 17th. (誕生日はいつ?ー6月17日よ。)
  • Where is he from? -He's from New Zealand. (彼はどこ出身なの?-ニュージーランド出身よ。)
  • Where's my pen? -On the desk. (私のペンはどこ?-机の上よ。)
  • Whose car is this? -Mine. (これ誰の車?-私の。)
  • Who is that tall man? -Ken's father. (あの背の高い男の人は誰?-ケンのお父さんよ。)
  • Which way? -This way.  (どっちの道?-こっちよ。)

英検5級リーディング会話問題の例題

(2)Woman: Which bus goes to City Hall?
   Man: (          ).  It's over there. 

1. Sorry, I don't live here.     2. Do you like it?    3. Take Bus No.3.    4. It doesn't go to City Hall.      

(English Hacker 編集部オリジナル問題)

この問題では、女性が、“Which bus goes to City Hall?(どのバスが市役所に行きますか?)”と男性に尋ねています。(   )の中に入る英文を選ぶのですが、(   )の後に“It's over there. (あそこです。)”と言っていますね。

1つ目の選択肢“Sorry, I don't live here. (すみません、私はここに住んでいないんです。)”は、一見正解のように見えますが、“It's over there. (あそこです。)”と続くため、不自然ですね。2つ目の選択肢“ Do you like it? (それは好きですか?)”はどう考えても不自然なので、最初から消去法で消しましょう。4つ目の選択肢“It doesn't go to City Hall. (それは市役所にはいきません。)”も、なんとなく合っている様に感じるかもしれませんが、まず、「どのバスが市役所に行くのか」を聞く文に対しての答えとしては不自然ですし、“It's over there. (あそこです。)”と続くと矛盾するので、不正解。正しい答えは、3番の、“Take Bus No.3.(3番線バスに乗ってください。)”です。

道案内や、公共の乗り物の案内は、しっかり覚えましょう。道案内や公共の乗り物の案内の英語は実は結構難しいのですが、5級では複雑な文を覚える必要はありません。会話文自体も短いので、落ち着いて問題に取り組めば大丈夫ですよ。

公共の乗り物の案内フレーズ例

  • Which bus goes to City Hall?(どのバスが市役所に行きますか?)
  • Take Bus No.3.(3番線バスに乗ってください。)
  • What time is the next train?(次の電車は何時?)
  • Which stop do you get off?(どの駅/バス停で降りますか?)

バスや電車など、乗り物が変わっても、また、行先が変わっても応用できる様にしっかり練習しましょう。

道案内フレーズ例

  • Where is the station?(駅はどこですか?)
  • How can I get to the library?(図書館へはどの様に行けばよいですか?)
  • Turn right at the corner.(その角を右に曲がって。)
  • Take the 2nd left.(二つ目の角を左に行って。)*序数を使います
  • It's next to the flower shop.(花屋さんの隣よ。)
  • It's across from the bookstore.(本屋さんの道を挟んで向かい側よ。)
  • It's between the bank and the super market. (銀行とスーパーの間よ。)

場所、左右などが変わっても応用出来る様にしっかり頭に叩き込みましょう。

英検5級リーディング会話問題の例題

(3)Woman: (          ) For here or to go?
 Man: To go, please.
1. Let's go home.     2. It's too hot here.     3. This is mine.     4. It's ten dollars.

(English Hacker 編集部オリジナル問題)

この問題では、女性の発言の冒頭部分に当てはまるものを選びます。後に“For here or to go?”と続いています。“For here”は「ここで食べる」、“To go”は「持ち帰る」という意味で、ファーストフード店やカフェ等でよく使われるフレーズです。という訳で、答えは、注文した食べ物の値段を言っている、4つ目の選択肢の“It's ten dollars.(10ドルです。)”ですね。

1つ目の選択肢では、“Let's go home.(家に帰ろう。)”、2つ目は“It's too hot here.(ここは暑すぎる。)”、そして3つ目は“This is mine.(これは私のよ。)”となっています。どれもかなりおかしな選択肢ですが、“For here or to go?(こちらで食べますか?お持ち帰りですか?)”というフレーズの意味をしっかり理解していなければお手上げです。決まり文句のフレーズは丸暗記しましょう。

英検5級の学習で、英会話の基礎力をつけよう


英検5級のに出てくる会話文は、日常生活や旅行でなくてはならない、英会話の基礎となるものばかりが出題されます。英会話初心者は、英検5級の勉強をしているだけで、英会話の基礎をしっかり学べます。ですから、英検5級の学習は、小学生や中学生だけでなく、学生の頃は英語が苦手だった方のやり直し英会話学習にもピッタリです。試験のためだけでなく、今後のご自身の英語力アップのための「初めの一歩」に、是非英検5級の学習をしてみて下さい。勉強するだけでなく、実際に受験し、しっかり合格して、自信を持って次へのステップアップにしましょう。

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