TOEICの落とし穴・ひっかかりやすいtough構文を攻略しよう

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「~するのは難しい」、「~するのは簡単だ」といった文章を作るとき、多くの人は“It is+形容詞(for人)+to動詞”の形を思い浮かべると思いますが、実は、tough構文と呼ばれる形を使っても、同じ意味の文章を作ることができます。あまり広く知られている構文ではありませんが、TOEICにも出題されることがあり、英語の知識がある人ほどひっかかりやすいので、tough構文を覚えてスコアの取りこぼしを防ぎましょう。

tough構文の特徴


基本ルールと注意点

tough構文は、“It is+形容詞+to動詞”(~するのは…だ)の形容詞がhard”(大変な)、“easy”(簡単な)、“difficult”(難しい)、“tough”(難しい)、“impossible”(不可能な)などになる場合、主語の部分に動詞の後ろの目的語を置いて文章を変形することができます。このルールのことを、形容詞の“tough”を使って「tough構文」と呼びます。例えば、下の例文を見てみましょう。

It is difficult to solve the problem.”(その問題を解決するのは難しい。)

この文章をtough構文にする場合、目的語の“the problem”を主語に置きます。すると、以下のような文章になります。

The problem is difficult to solve.(その問題を解決するのは難しい。)

「“the problem”(問題)は解決“される”ものなのだから、to以下は受動態になるのでは?」と思うかもしれませんが、語順が変わっても“solve”と“the problem”の動詞+目的語の関係はそのままなので、受動態を使う必要はありません。

動詞の後ろに前置詞が必要なtough構文

tough構文でのもう一つの落とし穴が、動詞とセットにしなければいけない前置詞です。動詞と主語となる目的語の関係を保つために、動詞と目的語の間に前置詞が必要な場合がありますが、tough構文ではこの前置詞が忘れられがちです。まず、下の例文を見てみましょう。

This pen is difficult to write.

これは、「このペンは書きにくい。」という文をtough構文で作った解答例ですが、この例文には1つ問題があります。tough構文では動詞と目的語の関係が保たれていないといけませんが、動詞“write”と目的語“this pen”は繋げることができません。つまり、上の例文では動詞と目的語の関係が維持できていないということになります。

動詞“write”の後に目的語を続ける場合は、“write a letter”(手紙を書く)や“write an essay”(エッセーを書く)のように、「何を」書くのかということを言います。一方、「何で」書くのかということを言うときは、“write with a pen”(ペンで書く)というように前置詞“with”が必要になります。すなわち、上の例文を動詞と目的語の関係を保った正しいtough構文にすると、以下の例文の形になります。

This pen is difficult to write with. (= It is difficult to write with this pen.)

このように、tough構文では主語となる目的語と動詞の繋がりに注目することで、正しい文章を作ることができるようになります。それを踏まえて、「高橋さんは話しやすい。」という文章を、tough構文で作ってみましょう。まずは、“It is+形容詞+to動詞”の形で文章を作ります。

It is easy to talk with Mr. Takahashi.

この英文をもとに、目的語の“Mr. Takahashi”を主語に置いてtough構文に変えると、以下のような文章になります。

Mr. Takahashi is easy to talk with.

このように、前置詞を忘れそうなときは、まず“It is~.”の文章を作ってみると、前置詞を正しく使ってtough構文を作りやすくなります。

動詞と目的語の繋がりを意識しましょう

It is+形容詞+to動詞”の文章をtough構文にするときは、動詞と主語となる目的語を繋げることができるかどうかという点に着目し、前置詞が必要かどうかを見極めることが大切です。また、to以下を受動態にしないということも覚えておきましょう。

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