先読み必須!TOEICリスニング問題の構成と特徴まとめ

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TOEIC問題パート1〜4を占めるリスニング問題の、意外と知らない特徴を解説していきます。なんとなく違いを知っているよりも、特徴を知り、聴き比べてみるとその違いは明らかです。特にTOEICを受けたことがない人は、今後の学習の役にも立つので、ぜひ確認してくださいね。

TOEICリスニング問題の構成

まず、TOEIC対策では公式問題週がよく使われますが、これは実際にTOEICを運営している団体が作成しているので良い問題が多く参考書としておすすめです。

ただし、公式問題集に収録されている問題は、実際に行われるTOEICとは、出題傾向や難易度においてすこし「ずれ」があります。新形式導入後を含めたここ数年の出題傾向を把握し、現時点での「TOEICの実際の姿」をより正確に理解することが大切です。

パート 

問題内容 旧形式 新形式
変更点
1 写真描写問題 10問 6問
4問減
2 応答問題 30問
25問
25問
3 会話問題
30問
(3問×10)
39問
(3問×13)
9問増。3人で会話する問題、話し手の意図を問う問題、図表を見て得問題の追加。
4 説明文問題
30問
(3問×10)
39問
(3問×10)
話し手の意図を問う問題、図表を見て得問題の追加。

新形式のリスニングセクションでは、文脈のない単調なやり取りが続くPart 2の問題数が減り、会話問題であるPart 3の割合が増えた分、日ごろから英語に触れる機会のある受験者にとってはむしろ取り組みやすくなったと言えま視発話スピードは全体的に速くなり、テンポよく問題が進んでいきます。

1つの問題が終わったらすぐに気持ちを切り替えて、次の問題に臨む姿勢が大切です。解答に迷っていつまでも考えていると、あとに続く問題を聞き逃してしまうことがあるので注意しましょう。また、リスニングの最中にリーディングの問題を見ることは禁止されています。リスニング各パートの最初にDlrectlons(指示文)が放送されますが、その間は日の前の問題に集中するようにしましょう。

TOEICリスニング問題の特徴

特徴1.  リスニング問題は一度しか流れない

TOEICでは、リスニング音声は1度しか流されません。大学受験の試験では2回流れることもありますが、TOEICはすべて1回だけなので、聴き逃したら終わりです。試験中に、ついよそ見したり、違うことを考えてしまったりすると、あっという間に2〜3問終わってしまうので要注意です。集中を切らさないように心がけましょう。

特徴2. リスニング音声は4ヵ国の英語が使われる


会場で再生されるリスニング音声は、4カ国の英語で構成されています。アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアの人の英語音声です。全てアメリカ英語だと勘違いしている人も多いのですが、実はバランスよく、各国のネイティブが交代しているんです。

公式問題集などで練習をするとき、自分がどの国の英語が苦手か知っておくことは大事です。公式問題集では、リスニング問題の解説のスクリプトには国旗が付いているので、そこを確認して、自分の苦手を知りましょう。

3. 完璧に聴き取れなくても正解できる

TOEICで満点を取る人でも、実は100%完璧に聴き取れている必要はないことがほとんどです。少し聴き逃しても、問題で問われていることがわかればOKです。聴き取れないことがあって「あーもうだめだ、この問題捨てよう」と諦めてはいけません!諦めず最後まで音声はしっかり聴いてくださいね。

TOEICリスニングに登場する四カ国の英語を聴き比べよう

オバマ元大統領のアメリカ英語

日本の学校の需要で採用されているのはアメリカ英語です。映画やドラマでもアメリカのものに親しみやすい環境にあるため、一番聴きやすいと感じるでしょう。

アメリカ英語はterが「ラー」になります。また、Rの音を私たちが学校で習った巻き舌で話します。また、語尾を弱く発音する傾向にあるため、リンキング(音がつながること)によって音の変化が起こることが特徴です。リンキングについてはTOEICのリスニングが聞こえない!リンキングを理解してスコアアップの記事を参考にしてください。

動画で確認できるアメリカ英語

  • 0:01 I know you may have been waiting here awhile.
    ーHave been - have の v がリンキングによって弱くなっている
    ーhere awhile - つながって「ら」のように聞こえる
  • 0:04 Good thing you all had your phones with you.
    ーhad your - リンキングによって音が変化し、「ぢゅあ」のように聞こえる
    ーwith you - リンキングによって音が変化し、「ずゅう」のように聞こえる
  • 0:13 As the father of two teenaged daughters
    ーfather - Rがしっかり巻き舌
    ーdaughters - tersが「らーず」のように聞こえる

デイヴィッド・ベッカムのイギリス英語

アメリカ英語とよく比較されるのがイギリス英語です。デイヴィッド・ベッカムの英語ははっきりとアクセントがわかります。アメリカ英語と違って、音のつながりが少ないのが特徴です。また、Rは巻き舌ではなく、日本語の伸ばしている感じに近いです。

イギリス英語については、日本人は絶対知らない!アメリカ英語とイギリス英語の4つの違いの記事や意外と知らない?イギリス英語とアメリカ英語の発音の違いの記事でより具体的に紹介しています。

動画で確認できるイギリス英語

  • 0:59 To be honest, I’ve become a taxi driver
    ーdriverのRの巻き舌が日本語の伸ばし棒気味
  • 1:02 I’m literally an Uber driver.
    ーliterally, Uber, driverのRが日本語の伸ばし棒気味
  • 全体的にリンキングが少ない

ミランダ・カーのオーストラリア英語

オーストラリアもアクセントが強いことで有名ですね。特にei(エイ)の音をアイと発音するところです。また、イギリス英語と同じくRの音は巻き舌よりも伸ばし棒に近いです。

オーストラリア独特の言い回し・単語の使い方については、日本人が間違える!オーストラリア英語とアメリカ英語の違いの記事で紹介していますが、TOEICではアクセントのみ注意していれば十分です。

TOEICのリスニングにて、オーストラリア英語が不得意な人も少なくありません。こちらはミランダ・カー氏がオーストラリアの朝番組に出演している動画ですが、ミランダ・カー氏よりもキャスターの訛りがとても強いので違いがわかりやすいです。

動画で確認できるオーストラリア英語

  • 0:05 they smell like
    ーゼイではなくダイになっている
  • 0:08 could you come in here
    ーhereがヘアーのように聞こえる
  • 0:52 the most magical day
    ーデイではなくダイになっている
  • 4:08 in December
    ーRが伸ばし棒気味
  • 4:18 a similar number but shorter
    ーRが伸ばし棒気味

ジャスティンビーバーのカナダ英語

カナダ英語にも語尾にehをつける、sorryをよく言います。スペルはイギリス式で、例えばcolorはclour、centerはcentreと綴ります。ただ、カナダ英語にも特徴はありますが、アクセントの面、そしてTOEICにおいては特筆するべきことはありません。ここでスコアを落とさないようにしましょう。


それぞれの国の特徴を理解し、聴き比べてみると、音の違いがはっきりわかりますよね。公式問題集の解説の国旗表記に注意しながら日々学習していれば、スコアのぶれも少なくなってきます。ぜひ試してみてくださいね。

TOEICリスニング問題で欠かせないテクニック『先読み』

TOEIC対策でよく使われるテクニックが「先読み」ですが、これは以下2つのことを指します。

各パートのDirection(説明文)が流れている30秒〜1分ほどの間に、問題文や選択肢を読んでおき、リスニング問題が流れた時に正解の目安をつけることです。各パートごとにコツがあるので、それぞれチェックしておきましょう。

パート1

パート1は写真を正しく表現しているものを選ぶので、写真をパッと見て理解するだけなので先読みは不要です。人や物が写っているはずなので、どういう状況(歩いている、組み立てている、話しているetc)を把握しましょう。

パート2

Directionsが流れている間は無理にPart 3やPart 4の先読みをするのではなく、体を楽にして何度か深呼吸し、Part 2に対する集中力を高めておきましょう。

パート3

会議が流れる前にできるだけ設間を読みt聞き取るべきポイントを頭に入れておきましょう。時間がなければ、選択肢まで無理に読む必要はあ|りません:冒頭の読み上げ(Questton 〜 through 〜のところ)が聞これたら先読みをやめ、会話の中に出てくるヒント.を待ち構えるようにして間くのがポイントです。

パート4

Part 4の攻略法は、Part 3と基本的に同じでトークが流れる前に設間をできるだけ読むようにしましょう。「日時」や「行き先」を尋ねる問題は、選択肢にもあらかじめ目を通しておくと聞き逃さずにすみます。

リスニングの苦手を克服!効率的なTOEIC対策を

TOEICのリスニング問題はTOEFLなどと比べると上級者向けというよりは、英語ネイティブが普通〜ややゆっくりめに話すことをいかに正確に聴き取れるかどうかが大事な試験です。事前に対策をしっかりすれば、恐れるに足りません。

関連記事を最後にまとめますので、しっかり特徴を理解して対策してから本番のTOEICにのぞんでください!

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