TOEIC問題パート5・リーディング文法問題の特徴と対策

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今回はTOEICパート5短文穴埋め問題の特徴を解説していきます。リーディング問題の最初にある文法問題30題、ここを素早く、確実に得点することが高スコアを取るためには欠かせません。しかし、対策をすれば確実に得点できるのもパート5なので、しっかり対策しましょう!


TOEIC パート5の重要性


時間を節約して読解問題に割く時間を稼ぐ

TOEICのリスニングパートは、会場にいる受験生皆が同じ問題を同じタイミングで解きますが、Part5からはペース配分に気を付けて解くことが大切です。よく耳にするのは、Part5(または6)に時間をかけ過ぎて、最後の長文読解が終わらなかった…という経験談です。Part5は勉強すればするほど、正解率が伸びるパートです。素早く解けるようになることで、Part7に時間をかけられるようになるので高得点につながります。

TOEICリーディング問題構成

Part 5 30問 文法問題
Part 6 16問 文章中の穴埋め
Part 7(シングルパッセージ) 29問 1つの文章を読む
Part7(複数パッセージ) 25問 2、または3つの文章を読む

75分間という時間制限のなか問題数はリーディングと同じく100問、内訳はPart5が30問、Part6が16問、Part7のシングルパッセージが29問、複数パッセージが25問です。Part7はシングルパッセージならまだしも、複数の文章を読まなければならない複数パッセージ問題があるので、解答に一番時間が掛かるところです。ですから、Part5と6に時間をかけ過ぎてしまいリーディングパートまでたどり着かなければ、79問まるまると落としてしまうこととなり、当然ながらスコアもぐんと下がってしまいます。TOEICリーディング問題全体の時間配分に関しては、決定版!目標スコア別TOEICリーディング問題の時間配分まとめの記事を参考にしてください。

鍵は単語力

Part5とPart6で問われるのは主に文法理解力と語彙力です。これは、過去問題やTOEIC対策本でどれだけTOEICによく出てくる単語を把握しているかが如実に現れます。

TOEICの問題傾向を知っているだで解けるパート5の品詞問題例

When Saveway.com requires a new employee, they spend a significant amount of time to identify and interview ------ candidates.

  • (A) promise
  • (B) promises
  • (C) promised
  • (D) promising

品詞を問う問題では慣れてくると問題文全部を読まなくても解答ができることが多いです。なぜなら、TOEICが好きなパターンの語彙は決まっているからです。

TOEICには優秀な社員しか登場しないため、面接に現れる候補者もまた優秀です。candidate(候補者)によくくっついている形容詞はpromising(期待できる)またはsuccessful(成功している)がお決まりの流れなので、TOEICの問題傾向を知っていれば(D)以外の選択肢で迷うことは決してありません。

TOEIC パート5の出題パターン

  1. 品詞
  2. 動詞
  3. 前置詞
  4. 代名詞
  5. 接続詞
  6. 関係詞
  7. その他(語彙問題など)

パート5で出題される問題は、実は毎回決まっています。大きく分類するとこの7パターンです。この出題パターンを知っていることは効率よく得点するためには大切です。文法用語を覚える必要はありませんが、出題パターンが決まっていることは絶対覚えておきましょう。

TOEIC パート5の時間配分

目標点 時間 1問あたりの時間配分
600点 20分 40秒
730点 15分 30秒
860点 12分 24秒

遅くても20分、早くて10分ほどで解けるようになるのがベストです。最悪20分以内に終えてしまわないと、パート6、7の読解問題で確実に時間切れになってしまいます。わからない問題はいくら考えてもわからないものなので、1問30秒などと時間を決めておきましょう。この時間を絶対守って解くことで、全体のスコアはアップしていくでしょう。

文法問題は苦手と敬遠してしまう人が多いのですが、TOEICの文法問題はパターンが決まっているので、対策をすれば7〜8割はコンスタントに得点できるようになります。しっかり準備して試験にのぞみましょう。

TOEIC パート5の例題

After choosing Michael as team leader, the manager gave him a ------- overview of the project.

  • (A) comprehend
  • (B) comprehending
  • (C) comprehension
  • (D) comprehensive

これはTOEICには必ず出てくる正しい品詞を選ぶ形式の問題ですが、品詞の問題は必要なところのみ読めば答えられる問題が多く、解答時間短縮に繋げられます。

上記の問題ですと、空欄の前に冠詞の”a”があります。冠詞は名詞か形容詞の前にしか付けることができないので、まず動詞である(A) comprehend は除外できます。言うまでもなく、全文を読んで内容を理解してから回答することが望ましいですが、まだTOEICに慣れておらず読解スピードが遅かったり、Part7の長文読解を一番苦手としているのでそこに時間を費やしたりしたい人には、こういった品詞問題はチャンスです。どういうことかと言うと、品詞問題の多くは全文を頭から読まずとも、文中の空欄の前後の単語のみに注目すれば答えを導き出せるのです。

そして、空欄の後にある”overview (概要)”は名詞ですね。名詞を修飾するものは形容詞しかないので、名詞である(B)comprehensionも除外できます。そうすると残る答えは(C)comprehending か、(D)comprehensiveとなります。

ここで(C)comprehendingを形容詞と間違えて選択してしまう人もいますが、comprehendingは形容詞ではなく名詞に取って代わり、「~すること」を意味する動名詞なので、答えは(D)の形容詞、comprehensive(包括的な)となります。

TOEICの品詞問題を一発で見分ける公式

正解 公式
名詞
冠詞ーー冠詞
冠詞+形容詞ーー前置詞
他動詞ーー前置詞
前置詞ーー前置詞
形容詞
冠詞ーー名詞
冠詞+副詞ーー名詞
所有格ーー名詞
be動詞+副詞ーー
副詞
have[has /had] ーー過去分詞
主語ーー述語動詞
完全文ーーー.
自動詞ーーー.
助動詞ーーー原形動詞
be動詞ーー形容詞
be動詞ーー分詞 (-ing/-ed)
be動詞+過去分詞ーー


TOEICのパート5には毎回、品詞問題が10問程度出題されます。パート5は全30問なので、品詞問題が3分の1を占めているので、得意分野にして点数を稼ぎたい問題です。公式を知っていると、文章全部を読む必要がなく5秒で終わる問題(例:名詞・形容詞を選ぶ問題)も出てくるので、ぜひ暗記してください。

文章でどうやって選説明すると、候補を一つずつ削っていくやり方のようで時間がかかりそうですが、品詞それぞれがどういったルールで使われているのかを一度頭に入れてしまえば、空欄前後の単語の品詞と意味を理解するだけで正しい答えへと導くことができます。このやり方でどんどんチェックを入れていき、自信のない問題は印をつけておきPart7の後に時間が余れば(5分以上余るようになれば理想的です)、見直すというやり方を身に着けることが、Part5の解答時間短縮への一番の早道です。

TOEIC パート5対策ができる参考書

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見開きで二問しかなく、字も大きいので、文法に苦手意識があっても、なんとなく心のハードルが低いのが特徴です。薄いので、何度も繰り返して参考書そのものを暗記する気持ちで臨んでください。

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苦手な問題タイプがわかっているなら、そのカテゴリを徹底的に繰り返すも良いでしょう。TOEIC上級者なら苦手な分野・そして品詞問題の応用・発展問題に重点的に取り組み、知識を深めて取りこぼしをなくしていきましょう。弊社が提供しているEnglish Hacker CampではTOEIC TEST英文法―TARGET 600をクリアし、700点以上を目指す生徒さんたちが使用しています。文法マスターを目指せ!新TOEIC® テスト 文法問題 でる1000問の勉強法の記事を参考にして、ぜひ勉強してみてください。

ボリュームもあり、基礎ができていないと解説を読んでも理解できないため、初心者にはおすすめしません。

Part5は得点源になる

はじめのうちは、全文読まないと意味すら分からなかったり、ひっかけ問題に点数を取られてしまったりすることもあるでしょう。

しかし、何よりも「慣れ」が大切なPart5。問題数をこなし、必要とあらば品詞のルールを勉強し直し何が何に適応するのかの判断を瞬時にできるようになることで、正答率もスピードも飛躍的に上がるのがPart5とPart6の特徴です。紹介した公式ルールの表は丸暗記してください。

どのパートよりも、繰り返し数をこなすことで一番点数アップを見込めるやりごたえのあるパートですから、一番時間が掛かるPart7に時間を残すためにも解答・添削・解説理解をきちんと練習が必要です。

TOEICの各パート対策記事

TOEICのパート5の勉強法は効率的にできる!

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