英語の間接疑問文と名詞節を導く接続詞 “that” の使い方

  • 英語勉強法
  • 英語勉強法

「彼はどこに住んでいるの?」と尋ねるのが直接疑問文、「彼がどこに住んでいるのかあなたは知ってる?」と尋ねるのが間接疑問文です。間接疑問文とは、疑問詞に導かれる名詞節(主語+動詞)が文の中に入っているものを指します。会話でもよく使われる間接疑問文は、同じく名詞節を導く接続詞 “that” の使い方を理解していれば、難しくありません。今回は、間接疑問文と “that” 節について紹介します。

名詞節を導く接続詞 “that”

ひとつの文には、主語と動詞がそれぞれひとつずつ必要です。それでは「私は知っている。(“I know it.”)」「この本は面白い(“This book is interesting.”)」という二つの文をひとつにまとめるには、どうしたらいいのでしょうか。

答えは、「接続詞 “that” を使う」です。

 I know that this book is interesting. (この本が面白いということを私は知っている。)

“that” は日本語では「~ということ」と訳され、後ろには「主語+動詞」が続きます。“that” に導かれる名詞節は、動詞の目的語として、また文の主語や補語として使われます。

目的語として

I hope that you are doing well.(あなたがうまくやっているといいのですが。)

“I hope it.”(私はそれを望む。)と、“You are doing well.”(あなたがうまくやっている。)という二つの文を、接続詞 “that” を使ってひとつにまとめた文です。 “that you are doing well” でひと塊となり、「あなたがうまくやっているということ」を意味します。
“that” に導かれる節が、動詞 “hope” の目的語となり、「~ということを望む」を意味します。このような形をとれる動詞は、他に “expect” “know” “realize” “say” “understand” などです。 “that” は、特に口語においてよく省略されます(“I hope you are doing well.”)。

主語として

That he is going to quit the job is true.(彼が仕事を辞めるというのは本当だ。)

 “That he is going to quit the job” で「彼が仕事を辞めるということ」を意味します。“that” に導かれる節を主語にしたのが例文です。
英語は文の始まりが大きくなることを好みませんので、通常は形式主語の “it” を用いて、“It is true that he is going to quit the job.” の形をとります。

補語として

The problem is that I don’t have enough time to do it.(問題は、私にはそれをする十分な時間がないということです。)

“that” 以下が、主語 “the problem” の補語になっている例です。“that I don’t have enough time to do it.” で、「それをするための十分な時間がないということ」となります。
「主語=補語」の関係が成り立つ第2文型です。

間接疑問文

名詞節を導く接続詞 “that” の代わりに、“when” や “where” などの疑問詞を置くと、間接疑問文になります。つまり間接疑問文は「疑問詞+主語+動詞」の形をとります。

I know that he came back.(彼が戻ってきたということを私は知っている。)

I know when he came back.(彼がいつ戻ってきたのか私は知っている。)

“that” 節と同じように間接疑問文も、動詞の目的語として、また文の主語や補語として使うことができます。

目的語として

I don’t know where he lives.(彼がどこに住んでいるのか、私は知らない。)

 “I don’t know it.”(私はそれを知らない。)と、“Where does he live?”(彼はどこに住んでいますか?)という二つの文をひとつにまとめた形です。
疑問詞の後ろは「主語+動詞」が続きますので、“Where does he live?” という直接疑問文の語順を変え “where he lives” とします。間接疑問文の主語は “he” ですので、動詞に “s” をつけるのを忘れないようにしましょう。

Can you tell me who is coming to the party?(誰がパーティーに来るのか教えてくれる?)

間接疑問文は「疑問詞+主語+動詞」となりますが、疑問詞自体が主語の場合は、疑問詞の後ろにすぐ動詞が続きます。例文は、“Can you tell it to me?” と “Who is coming to the party?” の二つの文を、ひとつにまとめたものです。
「誰が」「何が」「どれが」と主語を尋ねるときには、この形をとります。通常の疑問詞を使った疑問文のまま、順序を変える必要はありません。

主語として

It doesn’t matter why he arrived late.(彼がどうして遅れてきたのかは問題ではない。)

「どうして彼は遅れてきたのですか?」を表す “Why did he arrive late?” が、 “It doesn’t matter” の後ろに続くことにより、「主語+動詞」の順番に変わり、“why he arrived late” となります。
“it” は “why” 以下を指していますので、“Why he arrived late doesn’t matter.” と言い換えることもできます。

補語として

The importance is how we’ll do it.(重要なのは、私たちがどのようにそれを行うのかということだ。)

疑問詞 “how” が導く節が、主語の “the importance” を説明しています。間接疑問文が補語として働く例です。「“The importance” = “how we’ll do it”」という関係が成り立ちます。

whether / if

Do you know whether he is at home?(彼が家にいるのかどうか知っていますか?)

“Do you know it?” と “Is he at home?” の二つの文をひとつにまとめたものです。疑問詞を使った疑問文ではなく、“yes” “no” で答えられる疑問文を文の一部として組み込むときには、疑問詞の代わりに “whether” または “if” を使います。
“whether” “if” は「~かどうか」を意味し、“whether he is at home” で「彼が家にいるかどうか」を表します。

疑問詞+“Do you think”

Where do you think he has gone?(彼はどこに行ったと思いますか?)

“Do you think ~ ?” は「~だと思いますか?」を意味する疑問文です。たとえば “that” を続けて、“Do you think that he has gone to work?”(彼は仕事に行ったと思いますか?)のように尋ねることができます。
“Yes” か “No” で答えられるこのような質問をするときには、“Do you think” は文の先頭に置かれますが、例文のように「どこに行ったと思いますか?」と、 “Yes” “No” で答えられない質問をするときには、“do you think” は疑問詞の後ろに置かれます。“suppose” “imagine” “believe” などの語も同様の形をとります。

間接疑問文と「疑問詞+不定詞」

I don’t know what I should do.(何をすればいいのか分からない。)

I don’t know what to do.(何をすればいいのか分からない。)

間接疑問文を使った文は、「疑問詞+不定詞」で言い換えることもできます。通常 “what to do” を間接疑問文で表すときには “should” を入れ、“what I should do” の形をとります。
ただし、このように言い換えることができるのは、主節と従属節の主語が一致している場合のみです。たとえば、“I know what I should do.”(私は何をするべきか分かっている。)は、“I know what to do.” と言い換えることができますが、“I know what you should do.”(あなたが何をするべきか私は知っている。)という文では、主語が “I” と “you” で一致していませんので、不定詞を使った文にはなりません。

“that” 節のルールと間接話法


“that” 節を使う際に気を付けておきたい規則がいくつかあります。「提案や命令を表す動詞のあとに “that” 節を続けるときには動詞を原形にする、また「判断や驚きを表す形容詞のあとに “that” 節を続けるときには “should” を加える」です。
これら “that” 節についての詳しい説明はTOEICに頻出・動詞原型を求めるthat節内の動詞の要注意ルールTOEIC頻出の文法・形容詞の後のthat節のルールを徹底解説!に記載されていますので、ご参照ください。

また間接話法とは?that、if、whetherの接続詞・疑問符を使った英文法では、間接話法で用いられる “that” や間接疑問文について説明しています。こちらも会話ではよく使われる表現ですので、一緒に覚えておきましょう。

おわりに:プロが選ぶ英語学習おすすめ教材

こちらの記事では、英語学習が効果的にできる英語のプロが厳選したおすすめアプリをまとめています。英会話の勉強をされる方におすすめです。

英会話の勉強をしたい方へおすすめの記事

英会話の勉強をするためにEnglish Hackerでは低価格でハイクオリティなレッスンが受講できる英語学習アプリとオンライン英会話をおすすめしています。こちらの詳細はこちらの記事からご覧ください。

英会話教室に通って短期間で英語を上達させたい方は、こちらの記事をご覧ください。

TOEICの勉強をしたい方へおすすめの記事

TOEIC対策を本格的にしたい方にはリスニング・リーディングの講義動画、練習問題2,000問が利用できるスタディサプリENGLISH TOEIC対策コースをおすすめしています。詳細はこちらからご覧ください。

プロがおすすめする英語学習の教材
F4b61241 50d2 4877 a756 18c6872cb324
ネイティブキャンプ
おすすめ度:★★★★★
✔TOEIC対策コースあり
✔リスニング問題を集中対策
✔毎日レッスン受講可能
4b07ba80 dd33 403a 829a 4b66fae1da9a
スタディサプリENGLISH
おすすめ度:★★★★★
✔動画授業で全パート対策可能
✔練習問題は2,000以上掲載
✔1日約82円!月額2,480円〜
この記事が気に入ったらシェアしよう
英語学習に役立つ情報を購読!
英語の相談を受付中!編集長をフォロー