英語の形容詞・叙述用法の使い方まとめ

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日本語は「美しい」や「おもしろい」など「い」で終わる言葉を形容詞、「すてきな」や「有名な」など「な」で終わる(言い切り形が「だ」になる)言葉を形容動詞といいます。一方、英語にはその区別はなく、人や物の性質や状態を表す言葉をまとめて形容詞とよびます。
英語の形容詞には「限定用法」と「叙述用法」という二通りの使い方があります。今回は形容詞の「叙述用法」についてご紹介しましょう。

限定用法と叙述用法の違い


散歩している親子の会話です。「わぁ、あそこに高い木があるよ。」「見てごらん、あの木も高いよ。」
会話の中で「木」という単語がどのように使われているのか、確認しましょう。初めの文には「高い木がある (“There is a tall tree.”)」、次の文には「あの木も高い (“That tree is tall, too.”)」と出てきます。
“a tall tree” のように、形容詞を名詞や代名詞の前後に置いて名詞を修飾することを「限定用法」といいます。そして “That tree is tall.” のように形容詞を補語として使い、名詞を修飾することを「叙述用法」とよびます。

叙述用法の形容詞の位置

第2文型

That tree is tall, too. (あの木も高いよ。)

叙述用法では、形容詞は連結動詞と一緒に使われ、主語にあたる名詞を修飾します。連結動詞とは、主語と補語を結ぶ役割をする動詞のことです。
たとえば、上の例文の主語は “that tree”、動詞(連結動詞)は “is”、補語は “tall” となり、“tall” が “that tree” を修飾している形となっています。「“that tree” = “tall”」の関係が成り立つ第2文型です。
be動詞” のほか、“look” や “sound” のような知覚動詞、“seem” “appear” などの状態を表す動詞、そして “become” “turn” のような状態の変化を表す動詞のあとに、形容詞が続きます。

第5文型

My brother always makes me angry.(兄はいつも私を怒らせる。)

主語 (S)+動詞 (V)+目的語 (O)+補語 (C) の第5文型です。“make” は後ろに目的語と補語をとり「~を~にする」を意味し、「目的語=補語」の関係が成り立ちます。例文では、「補語にあたる形容詞 “angry” = 目的語の代名詞 “me” 」となっています。
“make” のほか、“find” “get” “have” “keep” “leave” などの動詞も、同じ形をとります。

叙述用法だけに使われる形容詞

Are you already asleep?(もう寝ちゃった?)

 “asleep” は「眠って」いる状態を表す形容詞で、叙述用法でのみ使うことができます。「眠っている子供」と英語で表すとき、“an asleep child” とは言いません。“a child sleeping on the sofa”(ソファーで眠っている子供)のように、限定用法では “sleeping” という語を使います。
“asleep” のように、“a” から始まる形容詞(“afraid” “alone” “awake” など)の多くは、叙述用法のみに用いられます。

She is very well.(彼女はとても元気だ。)

「健康な」を意味する “well” も叙述用法だけに用いられる形容詞です。後ろに名詞を続けて「健康な人」と言うときには “healthy” を使います。
反語の “ill”(病気で)も、同様に叙述用法のみに使われます。“an ill boy” ではなく、限定用法では “a sick boy”(病気の男の子)と表します。

I am content with his decision.(彼の決断に満足している。)

“content” は「満足して」いる状態を表す形容詞です。“be content with”(~に満足している)、“be content to do”(~することに満足している)の形で使われ、“a content man”(満足している男性)などのように後ろに名詞を続けることはできません。限定用法ならば、“a contented man” と “contented” を使いましょう。

限定用法と叙述用法で意味が変わる形容詞

certain(ある/確信して)

I heard it from a certain person.(ある人からそのことを聞いた。)

I’m certain that he made a mistake.(彼が間違いを犯したと確信している。)

限定用法 「ある」「とある」
叙述用法 「~を確信して」

形容詞 “certain” を名詞の前に置くと、「ある人」や「とある場所」など、はっきりと明言せずに何かを言い表すことができます。叙述用法では「~を確信して」の意味となり、“be certain that” や “be certain of” などの形をとります。

late(後半の/遅れて)

He is in his late twenties. (彼は20代後半だ。)

I was late for a train. (電車に乗り遅れた。)

限定用法 「後半の」
叙述用法 「~に遅れて」

“late” が「遅い」を意味するときには、“a late lunch”(遅い昼食)、“The train was late.”(電車が遅れた。)など、限定用法でも叙述用法でも使うことができます。
例文の “in his late twenties” にあるように、“late” が「後半の」を意味するときには限定用法のみです。また「~に遅れて」と述べるときには、叙述用法の “be late for” を使います。

present(現在の/出席して)

Do you know his present e-mail address?(彼の現在のメールアドレスを知ってる?)

The sales manager will be present at the next meeting.(来週の会議に、営業部長が出席する。)

限定用法 「現在の」
叙述用法 「出席して」

形容詞 “present” が名詞の前に置かれると「現在の」を意味します。「出席する」と言いたいときには “present” を名詞の前に置くことはできません。叙述用法のみとなり、連結動詞の後ろに続きます。

right(右の/正しい)

I’m not used to driving on the right side of the road.(道路の右側を運転することに慣れていない。)

I think you were right but you shouldn’t have made her cry.(君の言う通りだと思うけれど、彼女を泣かせるべきではなかったな。)

限定用法 「右の」
叙述用法 「(人の考え方などが)正しい」

“right” が「間違いのない」を意味するときには、“a right answer”(正しい答え)や “Your answer is right.”(君の答えは合っている。)と、限定用法でも叙述用法でも使うことができます。
ただし、「右の」と言いたいときには名詞の前に置く必要があります。名詞の前ではなく、叙述用法でのみ使える “right” の意味は「人の考え方が正しい」です。

限定用法か叙述用法か辞書で確認しよう


形容詞を辞書でひくと「限定用法」または「叙述用法」と書かれていたり、「A」「P」と記号が載っていたりします。(「A」は “attributive use”(限定用法)、「P」は “predicative use”(叙述用法)を表します。)
文を読んでいて、形容詞の意味がうまくつかめないときには、まず文の構成を確認し、その形容詞がどちらの用法で使われているのか見定めましょう。それから辞書をひけば、的確な意味をとらえやすくなります。

叙述用法だけでなく、形容詞の限定用法について同時に確認しておくと、形容詞の理解がより深まります。(英語の形容詞・限定用法の使い方まとめ)英語の形容詞には二通りの用法があることを、しっかりと覚えておきましょう。

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