英語の強調表現・言いたいことを的確に伝える方法

  • リーディング・英単語

「なんで昨日電話してくれなかったの?」と問いかける友人に対して、「電話したよ。メッセージもちゃんと残したよ。」と反論したいとき、英語でどう表現しますか?声のトーンや表情も大切ですが、「ちゃんと残したよ」と言葉を強調することで、言いたいことや気持ちを相手に理解してもらえます。今回は、声を大きくするだけでなく、英語の強調表現についてご紹介します。

強調したいときに使える英語表現

副詞を使って強調する

A : How was your trip to Hawaii?(ハワイ旅行はどうだった?)

B : It was very nice.(すごくよかったよ)

「すごく」「本当に」を表す単語を使って、語句を強調します。“very” の他にも、“quite” “pretty” “really” “so” “actually” “absolutely” などの副詞を形容詞の前に置いて、意味を強めることができます。
また “such” を使った強調も覚えておきましょう。“It was such a beautiful beach.”(とても美しいビーチだった。)や、“She is such a character.”(彼女はおもしろい人だ)のように、「such (a/an)+ 形容詞+名詞」、または「such (a/an) +名詞」の形で使います。

否定形では短縮せず、notを強調する

I do not want to do that. Ask someone else.(僕はそれをしたくないよ。誰かほかの人に聞いてくれ。)

日常会話では、 “do not” はたいてい “don’t” と短縮形を使います。“I don’t want to do that.” と言っても同じ意味ですが、“do not” の “not” にアクセントを置いて強く発音すると、より強い否定を表すことができます。
また、強調したい語を大袈裟に感じるほどゆっくり発音して、気持ちを表してもいいでしょう。

助動詞のdoを使って強調する

A : Why didn’t you call me yesterday?(昨日なんで電話してくれなかったの?)

B : I did. I did leave a message.(したよ。メッセージもちゃんと残したよ。)

助動詞の “do” を使って、肯定文を強調することができます。現在形なら “do” もしくは “does”、過去形なら “did” を動詞の前に挿入します。(続く動詞は原形です。)
「メッセージを残した」という文は、“I left a message.” と表すこともできますが、「『ちゃんと』残した」と強調して伝えるために “did” を加えています。
“I do think so.”(私は本当にそう思う。)、“He does like coffee.” (彼は本当にコーヒーが好きなんだ。)など、いろいろな場面で使える便利な表現です。

How everを使って強調する

How ever did you manage to repair the computer?(いったいどうやってコンピューターを修理したの?)

“Have you ever been to London?”(ロンドンに行ったことがありますか?)などの文にあるように、“ever” は「これまでに」を意味する単語ですが、疑問詞の後に置かれると強調の意を表します。“What ever ~ ?”(いったい何を)、“Who ever ~ ?”(いったい誰が)などのように使います。

muchを使って強調する

I’m so jealous. Your room is much bigger than mine.(いいなぁ。君の部屋は僕の部屋よりもだいぶ広いよ。)

「~より~の方が大きい」など、比較級で表される文を強調するときには、“very” を使うことはできません。代わりに “much” “even” “far” “a lot” などの語を置きます。
「いちばん~だ」を表す最上級を強調するときには、たとえば “This is by far the most expensive ring in this shop.”(これがこの店でなによりも高価な指輪だ。)のように、“by far”“much” を使いましょう。

受動態を使って強調する

Michael was chosen as a leader of our group.(マイケルが私たちのグループのリーダーに選ばれた。)

「~される」を意味する受動態(“be 動詞+過去分詞)を使うことで、動作を受ける人や物事を強調することができます。上の例文は “We choose Michael as a leader of our group.” と言い換えることもできますが、“Michael was chosen” と受動態で表すことで、選ばれたのは他の誰でもなく「マイケル」なんだとはっきりさせています。

倒置を使って強調する

Never have I seen such a beautiful sunset.(こんなに綺麗な夕焼けはこれまでに一度も見たことがない。)

否定語を文頭に置き、倒置が行われた強調表現です。上の例文は “I have never seen such a beautiful sunset.” という文の否定語 “never” を文頭に置き、「これまでに一度も見たことがない」ことを強調しています。
主に文章での表現となりますが、“never” 以外にも “hardly” “seldom”“not only ~ , (but also)”(~だけでなくまた)や “no sooner ~ than ~”(~するや否や)などの否定表現を文頭に置いて強調することができます。

関係代名詞whatを使って強調する

What I need is your help.(必要なのは、君の助けなんだ。)

関係代名詞 “what” を使い、伝えたいことを強調します。普通に “I need your help.” と言うよりも、強い気持ちを感じることができる表現です。 “What I’d like to say is  ~ ”(私が言いたいことは ~)や “What I mean is ~ ”(つまり)など、“what” を文頭に置いて話し始めると、「これから大切なことを言うのできちんと聞いていて欲しい」というアピールにもなります。

強調構文を使って強調する

It was James that broke the window.(窓ガラスを割ったのはジェームズだよ。)

「窓ガラスを割ったのは僕ではなくて、ジェームズなんだ」と、“James” という言葉をより強調して伝えるために、強調構文を使った例です。“it” と “that” の間に強調したい単語をいれます。たとえば、“It was the window that James broke.” と、“it” と “that” の間に “the window” を入れれば「ジェームズが割ったのは窓ガラスだった。」と、「何を割ったのか」を強調する文に変わります。
例文のように、“it” と “that” の間に「人」がくる場合は、“It was James who broke the window.” のように、“that” の代わりに “who” を使うこともできます。

疑問視を使って強調する

When was it that you came to this town ?(君がこの町に来たのはいつだったっけ?)

疑問詞 “when” を強調した文です。“When did you come to this town?”(君はいつこの町に来たの?)と尋ねるよりも、「いつ」という語を強調して尋ねたいときに使います。“What is it that ~ ?” や “Who was it that ~ ?” など、「疑問詞+is (was) +it that ~ ?」の形で、疑問詞を強調できます。

強調表現を会話に取り入れよう


言いたいことを強調するための方法は、このようにいくつかありますが、まずはアクセントやイントネーションで強調させる方法を試してみましょう。英語の発音がネイティブのようになる!英語のアクセントを学ぼうに詳しい説明が載っていますので、ぜひ参考になさってください。また先行詞を含む関係代名詞 “what” の使い方まとめで、関係代名詞 “what” の使い方を確認しておくのもおすすめです。
強調させるためのいろいろな言い方を少しずつ身に着けながら、ニュアンスを含め相手に伝えたいことを届けましょう。

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