関係副詞 “where” “when” “why” “how” の使い方まとめ

  • リーディング・英単語

“who” や “which” などの関係代名詞と同じように、“where” “when” “why” “how” といった関係副詞を使って、ふたつの文をひとつにまとめることができます。代名詞の役割を持つのが「関係代名詞」、副詞の役割を担うのが「関係副詞」です。今回は文章だけでなく、日常会話にも頻出する関係副詞の使い方をご紹介します。

関係代名詞と関係副詞

 

関係代名詞

I want to visit the town.(その町に行ってみたい。)

I used to live in the town.(私は昔その町に住んでいた。)

このふたつの文を、関係代名詞を使ってまとめてみましょう。共通する単語は、“the town” です。先行詞が「人以外」ですので、関係代名詞 “which” を使います。

I want to visit the town which I used to live in.(昔住んでいた町に行ってみたい。)

I want to visit the town in which I used to live.

このように、文の最後に置かれている前置詞 “in” は、関係代名詞 “which” の前に置くこともできます。どちらの文も文法的に間違いではありませんが、「前置詞+関係代名詞」の形は文章で使われることが多く、よりフォーマルな表現法となります。

関係副詞

同じ例文を、今度は関係副詞を使ってひとつにまとめてみましょう。

I want to visit the town.(その町に行ってみたい。)
I used to live in the town.(私は昔その町に住んでいた。)

二番目の文の “in the town” は、「その町に」を意味する副詞です。(副詞とは、形容詞や動詞、副詞を修飾する言葉です。副詞を使うことで、「時」や「場所」「状態」などの情報を付け加えることができます。)

この副詞を「関係副詞」に置き換えましょう。先行詞は “the town” と場所を表していますので、使う関係副詞は “where” です。

I want to visit the town where I used to live.(昔住んでいた町に行ってみたい。)

ここでもう一度、関係代名詞を使った文と、関係副詞を使った文を比べてみましょう。

I want to visit the town in which I used to live.(関係代名詞)
I want to visit the town where I used to live.(関係副詞)

このように、関係副詞は「前置詞+関係代名詞」で置き換えることができるのが特徴です。

関係副詞  “where” “when” “who” “how”

where

There was a nice restaurant near the hotel where we stayed.(私たちが泊まったホテルの近くに素敵なレストランがあった。)

“where” は、先行詞が場所を表す語のときに使う関係副詞です。
ふたつの文に分解してみましょう。

“There was a nice restaurant near the hotel.”
“We stayed at the hotel.”

関係代名詞を使った文に書き換えると以下のようになります。

“There was a nice restaurant near the hotel which we stayed at.”
“There was a nice restaurant near the hotel at which we stayed.”

この文では “We stayed at the hotel.” と、前置詞 “at” を使っていますので、“at which” に置き換えることができますが、 “in the park” なら “in which”、“on the train” なら “on which” となります。

when

I still remember the day when my sister was born. (妹が生まれたときのことを、今でも覚えている。)

“when” は、先行詞がを表す語のときに使う関係副詞です。
ふたつの文に分解すると、以下のようになります。

“I still remember the day.”
“My sister was born on the day.”

関係代名詞を使った文を確認しておきましょう。

“I still remember the day which my sister was born on.”
“I still remember the day on which my sister was born.”

関係副詞 “when” は、このように “on which” に置き換えることができます。また “in January” など先行詞の前に “in” が使われているときには “in which”、“at three o’clock” などの場合は “at which” に変わります。

why

He doesn’t know the reason why she moved to Tokyo.(彼女がなぜ東京に引っ越したのか彼は知らなかった。)

関係副詞 “why” は、先行詞 “the reason” のあとに使い、原因や理由を表すことができます。
ふたつの文に分解してみましょう。

“He doesn’t know the reason.”
“She moved to Tokyo for the reason.“

関係代名詞を使ってひとつにまとめます。

“He doesn’t know the reason which she moved to Tokyo for.”
“He doesn’t know the reason for which she moved to Tokyo.”

関係副詞 “why” は、 “for which” に置き換えることができます。

how

This is how she solved her problems.(このようにして、彼女は問題を解決した。)

関係副詞 “how” は、方法や手段を表します。
“how” は他の関係副詞とは違い、先行詞を省略して使います。分かりやすくするために、この文をふたつに分けてみましょう。

“This is the way.”
“She solved her problems in the way.”

本来ならば、関係副詞を使ってひとつにまとめると “This is the way how she solved her problems.” という文になりますが、“the way how” という言い方は好まれません。“the way” もしくは “how” のどちらかを省略します。

“This is how she solved her problems.”
“This is the way she solved her problems.”

関係代名詞を使った文に書き換えましょう。

“This is the way which she solved her problems in.”
“This is the way in which she solved her problems.”

関係副詞 “how” は、 “in which” に置き換えることができます。

先行詞の省略

関係副詞を使った文において、話の流れや文脈から先行詞が予想できるときには、先行詞を省略することができます。

where

This is where I was born.(ここは私が生まれた場所です。)

 “This is the place where I was born.” という文の先行詞 “the place” が省略されています。“the place where” となるときには、“place” という語を省略することができます。

when

Winter is when we enjoy skiing.(冬はスキーを楽しめる季節だ。)

”Winter is the time when we enjoy skiing.“ という文の先行詞 “the time” が省略されています。“the time when” となるときには、“time” という語を省略することができます。

why

This is why I was absent yesterday.(これが私が昨日欠席した理由です。) 

”This is the reason why I was absent yesterday.“ という文の先行詞 “the reason” が省略されています。“the reason why” となるときには、“the reason” という語を省略することができます。

また “This is the reason I was absent yesterday.” のように、“reason why” のときには、関係副詞 “why” を省略することも可能です。

how

This is how he succeeded.(このようにして彼は成功した。)

先ほどの “how” の説明のときにも触れましたが、関係副詞 “how” を使うときには “the way how” とは言いません。“This is how he succeeded.” もしくは “This is the way he succeeded.” となります。

関係副詞の非制限用法

関係代名詞と同じように、関係副詞にも非制限用法があります。関係副詞の前にカンマを置くことで文をいったん区切り、それから情報を続けます。
非制限用法があるのは、“where” と “when” のみです。“why” “how” にはありません。

where

She went to New York, where she saw a musical.(彼女はニューヨークに行き、そこでミュージカルを観た。)

非制限用法では、関係副詞は「接続詞+副詞」の意味を持ちます。上の例文では、“where” は “and there”(そしてそこで)の意味となります。“She went to New York, and there she saw a musical.” と言い換えることができます。

We had dinner at a famous restaurant, where the service was terrible.(私たちは有名なレストランで夕食をとったが、サービスがひどかった。)

この文においては、関係副詞 “where”は “and there” よりも、むしろ “but there” (しかしそこは)に置き換えたほうがいいでしょう。“We had dinner at a famous restaurant, but there the service was terrible.” と言い換えることができます。

when

I went back home at 9 o’clock, when I had dinner.(私は9時に家に戻り、それから夕食をとった。)

この“when” は “and then”(それから)の意味となります。“I went back home at 9 o’clock, and then I had dinner.” と言い換えることができます。

There was a big earthquake around noon, when I was at school.(正午ごろ大きな地震があったが、そのとき私は学校にいた。)

この文の “when” は “at that time”(その時に)の意味を持ちます。“There was a big earthquake around noon, at that time I was at school.” と言い換えることができます。

文章にも会話にも関係副詞を取り入れよう

 関係副詞は「前置詞+関係代名詞」で置き換えることができますが、関係副詞を使った文のほうが、より分かりやすくまとまった印象を与えます。また会話に関係副詞を取り入れることで、より自然な表現になります。

関係副詞をきちんと理解するためには、関係代名詞の知識が必要です。先行詞を含む関係代名詞 “what” の使い方まとめの記事を参考にして、この機会に関係代名詞の使い方も一緒に確認しておきましょう。

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