英語の「倒置」とは?TOEICのスコア取りこぼしをふせぐ倒置表現まとめ

  • TOEIC対策

英文法の中でも特に苦手な人が多いのが、倒置の文法です。どのような場合に倒置が起こり、どのような形の文章になるのか、正確に理解できるようになると、TOEICのリーディングセクションのスコアアップに繋がります。倒置のルールと攻略のコツについて、この記事で詳しく解説します。

TOEICに最もよく出る倒置

間接疑問文など、文中に疑問文が含まれるとき

You must have known who she was.(あなたは彼女が誰か知っていたはずだ。)

学校の英語の授業で、“I don’t know what I should do next.”(次に何をするべきか分からない。)という形の倒置の英文がよく使われますが、TOEICでもこのタイプの倒置はよく出題されます。パート5で語順の理解を問われることもありますし、パート7の長文に使われていることも多いので、文中に疑問文が含まれるときは語順に注意しましょう。

ハイスコアを目指すときに知っておきたい倒置表現

LittleNeverなどの否定の語句が文頭に来るとき

Never have I been to Germany.(私は今まで一度もドイツに行ったことがない。)

Never have I been to Germany.”のもとの文型はI have never been to Germany.ですが、この文章の“never”が文頭に来ると後ろで倒置が起こり、“I have been to~”がhave I been to~となります。

Little did I think that I would ever study in Germany.(私は自分がドイツに留学するとは夢にも思っていなかった。)

同じように、“Little did I think that I would ever study in Germany.”の場合も、もとの文章は“I little thought that I would ever study in Germany.”ですが、否定語の“little”が文頭に来ることでその後ろで倒置が起こり、“I thought”はdid I thinkとなります。この場合、ただ主語と動詞の順序を逆にするのではなく、“thought”を“did think”の形にしてから疑問文の形にすることを覚えておきましょう。

他にも、Rarely does he work overtime.(彼はめったに残業をしない。)というような文章で“rarely”や“seldom”などの否定語句が文頭に来たときも倒置が起こります。文頭に来ることで倒置が起こる否定語句は他にもあるので、いろいろな倒置の文章を読んだり書いたりしながら覚えましょう。

仮定法の倒置

Were I a native English speaker, I could write a letter in English easily.(もし私が英語のネイティブスピーカーなら、英語で簡単に手紙が書けるのに。)

仮定法でも、“if”を省略すると倒置が起こる表現があります。“If I were a bird”(もし私が鳥だったなら)という表現が学校の英語の教科書で例文としてよく用いられますが、この表現で“if”を省略すると“Were I a bird”となり、倒置が起こります。

過去形になるとHad+主語+過去分詞”となるので、“Had I been a bird”という形になります。つまり、上の例文を過去形にすると、Had I been a native English speaker, I could have written a letter in English easily.となります。

Were it not for your support, the project would not succeed.(あなたのサポートがなければ、そのプロジェクトは成功しないだろう。)

If it were not for~”(もし~がなければ)は、省略すると“Were it not for~”となり倒置が起こります。また、この表現を過去形にするとIf it had not been for~”(もし~がなかったら)となり、省略形はHad it not been for~です。どちらの形でもTOEICにはよく出るので、覚えておきましょう。

同意表現での倒置

She speaks French. So does he.(彼女はフランス語を話す。彼もそうだ。)

He has never done such a thing. Neither has Mary.(彼はそんなことをしたことがない。メアリーだってそうだ。)

「~もそうだ」というような同意の表現では、“so”や“neither”、“nor”の後は倒置が起こります。肯定文の後は“So+V+S”の形になり、否定文の後は“Neither (Nor)+V+S”の形になります。この倒置では、Vの部分で使う動詞を時制や主語に合わせて区別するように注意しましょう。

例えば、He didn’t make fun of John(彼はジョンをバカにしなかった。)という文章に対して、「彼女もそうだ。」と言う場合は、Nor did she.Neither did she.となります。

倒置表現をすればTOEICでスコアを取りこぼさない!

倒置は苦手な人も多く、TOEICでの間違いも多い文法の一つです。つまり、このややこしい表現をしっかり身に付けることができれば、今まで取りこぼしていた部分で点数を取ることができるようになります。

倒置表現は特に難しい英文法ですが、攻略すると英語表現の幅が広がりTOEICのリーディングセクションの得点力をアップさせることもできます。いろいろな倒置表現を覚えて、ワンランク上の英語力を目指しましょう!

この記事が気に入ったらシェアしよう
Ehcamp fb c917d38d90fb864e1de7e85a16e2112f690a296a5816c1b922f6a5fbd90b08f2