日本人が間違えやすい感情を表す分詞形容詞の使い分け

  • リーディング・英単語

「楽しそう!」「ワクワクする!」と言いたいとき、英語で何と言っていますか?正しくは“I'm excited!”なのですが、今まで“I'm exciting!”と間違って使っていた!という方も多いのではないでしょうか。この記事では、excitingとexcited、interestingとinterested、boringとboredのように、日本人が使い分けを間違いやすい分詞形容詞について解説します。

日本人が間違えやすい分詞形容詞とは

“現在分詞”と“過去分詞”という言葉を中学高校時代に習った記憶があると思います。動詞に"ing"がついたものを現在分詞、“ed”がついたものを過去分詞と言います。現在分詞、過去分詞が形容詞(物の様子や状態を表す言葉)として使われる場合、分詞形容詞と呼ばれます。

例えばexciting/excited(興奮させる/興奮させられた)、surprising(驚かす/驚かされた)のように、感情を表す分詞形容詞は、日本語の表現をそのまま英語にしようとすると間違いやすく、使い方に注意が必要です。

現在分詞と過去分詞の意味の違いと使い分け

基本的には、人がその感情になる原因を作った「物事」が主語の場合は○○ingの現在分詞を使います。その感情にさせられた「人」が主語の場合は受け身の意味を持つ○○edの過去分詞を使います。一つ一つ例文を見ていきましょう。

excitingとexcited

Last night's baseball game was so exciting!(昨晩の野球の試合、すごくワクワクした!)

元の動詞は「excite(ワクワクさせる、興奮させる)」。こちらの例では主語の「昨晩の野球の試合」が人々をワクワクさせていたのでingがついたexcitingを使います。

I'm so excited about tomorrow.(明日のことがワクワクする!)

こちらの例ではが明日のことでワクワクさせられている人「私」が主語なので、edをつけたexcitedを使います。

boringとbored

That movie was boring.(あの映画はつまらなかった。)

元の動詞は「bore(退屈させる)」。一つ目の例では退屈する原因となる「映画」が主語なので、現在分詞のboringを使います。

The kids seemed to be bored during the speech.(子供たちはスピーチの間つまらなそうだった。)

二つ目の例では退屈した感情を持つ人である「子供たち」が主語なので、過去分詞のboredを使います。

interestingとinterested

The book she gave me was interesting.(彼女がくれた本は面白かった。)

元の動詞は「interest(興味を持たせる)」。こちらは私に興味を持たせた「本」が主語なのでingをつけたinterestingで表します。

I was always interested in studying abroad.(私はずっと留学に興味があった。)

留学に興味を持たされた人「私」が主語なので受け身のedをつけたinterestedを使います。interestedのあとには必ずinがつくことも合わせて覚えておきましょう。

surprisingとsurprised

These statistics are surprising.(この統計結果は驚くべきものだ。)

元の動詞は「surprise(驚かせる)」。人々を驚かせる原因となった「統計結果」が主語なので現在分詞surprisingを使います。

She looked surprised to see me.(彼女は私に会って驚いてる様子だった。)

驚いたという感情を持つ人「彼女」が主語なのでこちらは過去分詞surprisedで表します。

shockingとshocked

The popular singer's sudden death was shocking to everyone.(人気歌手の突然の死はみんなにとってショッキングだった。)

元の動詞は「shock(ショックを与える)」。人々をショッキングな気持ちにさせる原因となった「人気歌手の突然の死」を主語にしたこちらの文ではingをつけたshockingを使います。

I'm so shocked to hear the sad news.(その悲しいニュースを聞いてとてもショックです。)

ニュースを聞いてショックな気持ちになった人「私」が主語なのでshockedになります。

disappointingとdisappointed

The test result was very disappointing.(テスト結果はがっかりするものだった。)

元の動詞は「disappoint(失望させる、がっかりさせる)」。がっかりさせる原因となった「テスト結果」が主語なので、現在分詞disappointingが使われます。

I can't believe he did such a thing. I'm disappointed in him.(そんなことするなんて信じられない。彼にはがっかり。)

彼の行動にがっかりさせられた人「私」が主語なのでこちらの例では過去分詞disappointedを使います。

意味の違いが分かったら、使ってみよう!


意味の違い、使い方の違いは理解できたでしょうか。頭で理解できたら、あとはどんどん使ってみることです。実践の中で何度も使って、時には間違えて、訂正して...ということを繰り返すうちに、徐々に感覚的に使い分けができるようになっていきますよ。

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