「〜っぽい」「〜そう」の英語表現使い分けまとめ

  • 英語表現

英語で「美味しそう」と言ったり、「面白そう」と言う時、その時の状況によって様々な言い方があります。例えば、「美味しそう」と言いたい時、英語では、その状況によって「Looks good.」や「Smells good.」等の言い方があります。「面白そう」も、「 Sounds like fun.」「Looks interesting.」など、色々な英訳が出てきます。それらは、日本語では同じ意味でも、英語での意味は実は少しずつ異なります。「~そう」の表現を、例文でチェックしましょう。

Lookを使った「〜っぽい」「〜そう」の英語表現


Looks good! (良さそう!/美味しそう!/素敵!)

Looks interesting! (面白そう!)

It looks difficult.(難しそう。) 

This doesn't look good.  (これ、なんかよくなさそう。/これ、あまり美味しくなさそう。)

「Look」を使った「~そう」の表現は、そのものや状況を目で見て「~そう」と言いたい時に使います。ですから、話を聞いて「~そう」と言う時には使えませんのでご注意下さい。

例えば、例文の「Looks good!」を「美味しそう!」の意味で使う場合、美味しそうな食べ物やその写真等を見て美味しそうだと思った時に使います。「Looks good!」は、主語の「It」や「This」が省略されています。日常会話では、この様に主語を省略された形でもよく使われます。

「Looks interesting!(面白そう!)」も、何か面白そうなものを見て言っています。「interesting」は、「興味深い」という意味の「面白そう」なので、本、映画、スポーツ等、何にでも使えます。

「It looks difficult.(難しそう。)」は、難しそうな問題、教材、テストなどを見て言います。話を聞いて「難しそう」と思った時には使えません。

「This doesn't look good.」を「これ、なんかよくなさそう。」という意味で使う場合、あまりよくなさそうな物や状況を見て言います。否定形の場合は主語を言う事の方が多いですが、省略する事もあります。

soundを使った「〜っぽい」「〜そう」の英語表現

Sounds nice! (いいねぇ!/楽しそう!/面白そう!)

Sounds like fun!(楽しそう!)

Sounds like a good idea.  (いい考えだね。)

Painting furniture sounds hard. (家具をペイントするのは難しそう。)

「Sound」を使った「~そう」の表現は、話を聞いてそれに対して「~そう」と言う時に使います。ですから、目で見て「~そう」と言う時には使えません。「Look」を使った表現との違いに注意して下さい。

「Sounds nice!(いいねぇ!)」は、何か楽しそうな計画や面白そうな話を聞いた時に言います。主語は省略されています。「楽しそう」「面白そう」と言う時にも使えてとても便利な表現なので、是非覚えて使ってみて下さい。主語が省略されていますが、もちろん「It」等を主語として入れる事も出来ます。

「Sounds like fun!(楽しそう!)」は、何か楽しそうな計画を聞いた時等に使います。「sounds」の後に「like」が入っていますね。「Sounds like ~」の後には名詞が入ります。この「fun」は名詞なのです。「fun」は形容詞もありますが、名詞で使われる事が多いので、この場合も、「Sounds fun.」よりも「Sounds like fun.」と言う方が多くなります。こちらも主語が省略されています。

「Sounds like a good idea.(いい考えだね。)」は、何か良い意見や計画を聞いた時に使います。「good」は形容詞ですが、「idea」が名詞で名詞を修飾するために使っている形容詞なので、「Sounds a good idea.」とは言えません。必ず「like」を入れて、「Sounds like a good idea.」にして下さい。「idea」以外の名詞でも同様です。

「Painting furniture sounds hard.(家具をペイントするのは難しそう。)」という英文は、主語が「Painting furniture(家具をペイントする事)」になっています。この様に、「It」や「This」の様な代名詞だけでなく、名詞や動名詞を入れる事も出来ます。

smellを使った「〜っぽい」「〜そう」の英語表現

Smells good! (いいにおい!/美味しそう!)

I smell trouble.  (なんだか厄介な事になりそうだ。)

「Smells good!」は、「いいにおい!」という意味です。ですが、美味しそうな匂いを嗅いで、「美味しそう!」という意味で「Smells good!」という事もあります。こちらも「Look」や「Sound」の様に主語を省略出来ます。また、「smell」には動詞も名詞もありますが、動詞で使う事の方が多いです。

「I smell trouble. (なんだか厄介な事になりそうだ。)」という表現は初めて見る方も多いかもしれません。「厄介事の匂いがする」のですね。日本語でも、「何かおかしいな」と言いたい時に、「なんか匂うぞ」と言う事もありますよね。それと同じ様な感じです。この場合、主語は、「厄介事が起こしそうな気配を感じている人」になります。何か厄介事などの気配を感じた時、「smell」を使って「~そう」と言う事が出来ます。「trouble」以外の名詞を使って表現する事も出来ますよ。

I smell something fishy.  (なんか胡散臭いなぁ。)

「fishy」は、単純に「生臭い」「魚臭い」という意味もありますが、口語表現では、「胡散臭い」「いかがわしい」という意味で使う事もあります。「I smell something fishy.」は、直訳すると、「何か胡散臭い臭いがする。」ですね。「なんか胡散臭いなぁ。」という意味で使われます。

seemを使った「〜っぽい」「〜そう」の英語表現

Seems like it'll rain.  (雨が降りそう。)

It seems like she is hiding something. (彼女は何か隠してそうだ。)

「look」との使い分けが分かりづらい「seem」ですが、「look」はその状況やその物を見て「~そう」と言う時に使うのに対し、「seem」は、見た目以外の何らかの根拠があり、話し手の主観で述べている時に使います。

例えば、「Seems like it'll rain. (雨が降りそう。)」は、晴れているんだけどすごく湿度が高かったり、入道雲が出ていたりして、なんらかの根拠があって「雨が降りそうな気がする」と言っているイメージです。今にも振り出しそうな雨雲の曇り空の時は、見た目で判断出来ますので、「Looks like it'll rain. (雨が降りそう。)」と言う方が良いです。主語の「It」が省略されています。

「It seems like she is hiding something. (彼女は何か隠してそうだ。)」は、彼女の見た目では隠し事をしているかどうかは分からないけれど、なんとなく言葉や態度などでそう感じている、という状態です。隠し事をしている根拠になるものが何らかの形で目に見えている場合は「look」を使う事が出来ます。

主語の省略について

今回紹介した「look」「sound」「smell」「seem」の表現は、主語が省略されているものも多かったのですが、英語は基本的には主語を省略しない言語なので、気を付けて下さいね。まず、主語を省略するのは、基本的には口語表現のみです。ですから、ビジネス等で英語を書く時には、きちんと主語を入れる様にしましょう。また、主語の省略は、日常会話でよく使う決まり文句で、尚且つ主語が分かり切っている場合のみ起こります。例えば、「Smells good!」は主語を省略していますが、何の臭いに対して言っているのか、その場にいる話し手も聞き手も分かりますよね。いつでもどこでも勝手に省略して良い訳ではありませんので、ご注意ください。

「〜っぽい」「〜そう」の表現を覚えて使いこなそう

今回紹介した表現は、どれも、毎日の会話でよく使うものばかりです。「look」「sound」「smell」「seem」の使い方を覚えて、是非英会話に役立ててくださいね。日本語では「~そう」と言うだけで良いものでも、英語の場合は、それを見て言っているのか、聞いて言っているのか、その匂いを嗅いで言っているのか、或いは予想や主観で言っているのかによって、表現が変わってきます。それらの表現の感覚をつかみ、間違わずにパッと出てくる様になると、ネイティブの英語にグッと近付けますので、ノートに書き写したり音読したりして練習してみましょう。

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