英語の助動詞の意味の違いと使い分けるポイント

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週末の予定を英語で伝えたい時、何と言いますか?未来だからwill?be going to?どっちでもいい?多くの方が中学時代、willとbe going toはイコールだと習った記憶があると思います。でも実はこの二つ、まったく同じ意味ではありません。学校英語では同じ意味と教わった4組の助動詞「will/be going to」「can/be able to」「must/have to」「should/ought to」のニュアンスの違い、使い方の違いを解説します。

英語の助動詞:willとbe going toの違い

その場で決断したwill

willにはもともと“意志”の意味があります。その場で「こうする!」と決めた気持ちを表すときに使います。

I'll drive you to the airport.(私が空港まで車で送っていくよ。)

例えば、空港までどうやって行こうかな...と考えている友人に、「私が車で連れって行ってあげるよ」というように、その場で決めた未来の予定についてはwillを使います。

I'll answer it.(私が出るよ。)

例えばインターホンが鳴って、手が空いてるから「私が出るよ。」と言うとします。前々から予定していたわけではなく、鳴った瞬間その場で「出るよ。」と決めているのでこちらもwillを使うのが自然です。

あらかじめ決まってたbe going to

be going toはwillとは違い、その場で決めたのではなく事前に約束してあった予定やすでに準備を進めている計画を話す時に使います。

I'm going to drive her to the airport.(私が彼女を空港まで車で送っていく予定だよ。)

こちらの文では、彼女を空港まで送っていくと事前に約束してあったことが伝わります。

I'm going to leave for Hawaii tomorrow.(明日ハワイに向けて出発する予定です。)

同じくbe going toを使って、ハワイに向け出発することは前から決まっていたということ、また実際にチケットの手配や荷物の用意など、何かしら“準備が進んでいる”ことが表されています。

英語の助動詞:canとbe able toの違い

能力を持っていることを表すcan

canの方がより口語的なため、会話ではcanがよく使われますが、現在形で「○○できる」という人の能力を表す時には基本的に二つとも同じように使えます。 

canとbe able toの違いは過去形にするとわかりやすいです。canの過去形couldは、過去の一時期に継続してその能力を有していたことが表現できます。

I could speak English when I was young.(若い頃は英語を話せた。)

She could play the violin at five.(彼女は5歳でバイオリンを弾けた。)

二つの例とも、一度きりの出来事ではなく、その頃継続的に「英語を話す」「バイオリンを弾く」という能力があったことが表されています。

単純に「できた」を表すbe able to

一方was/were able toを使った文では、過去の一回の出来事について「○○できた。」と言うことができます。

I was able to pass the English exam.(私はその英語のテストに合格できた。)

「そのテストに合格する」といったような一回の出来事を表すときにはcouldではなくbe able toの過去形が使われます。

She was able to swim 200 meters yesterday.(彼女は昨日200メートル泳げた。)

この例ではあくまで「昨日」200メートル泳げた、という一回の出来事を表しています。常に200メートル泳ぐ能力があるとは限りません。

英語の助動詞:mustとhave toの違い

主観で「しなければ」と感じるmust

mustは、話し手自身の意志で「しなければ」と感じているニュアンスを表します。

I must study for the exam.(テストのために勉強しなきゃ。)

例えば「良い点数を取りたい」「合格したい」などの理由で話し手が“自らの意志”で「勉強しなければ」と感じてる場合にはこのようにmustを使います。

This book was really interesting. You must read it!(この本とっても面白かった。絶対読んでみて!)

Youを主語にしてmustを使うと、この例のように話し手の“主観”で強く勧める気持ちを表すことができます。

客観的に「しなければ」と感じるhave to

一方have toは、客観的な状況から判断して「しなければ」と感じる場合に使います。

I have to do my homework.(宿題しなきゃ。)

例えば「提出期限が迫ってるから...」などの理由で話し手の意志ではなく“必要に駆られて”「宿題しなければ」と感じていることがhave toを使って表現されています。

You have to eat healthy.(あなたは健康的な食事をしなければいけません。)

Youを主語にした場合も、例えば「健康診断の結果が悪かったから健康的な食事をした方が良い。」というように“客観的な理由を基に”勧める場合にはこのようにhave toを使います。

英語の助動詞:shouldとought toの違い

個人的なアドバイスのshould

一般的に会話ではshouldがよく使われます。shouldには話し手の個人的なアドバイスとして「○○すべき」というニュアンスがあります。

You should study harder.(もっと熱心に勉強すべきだよ。)

最近学校をさぼりがちな友人に「もっと熱心にすべきだと思うよ。」話し手の主観でアドバイスしているニュアンスが伝わります。

常識的に当然すべきought to

一方ought toには、常識的、慣習的に考えて「○○すべき」というニュアンスが含まれます。

You ought to follow traffic rules.(交通ルールを守るべきだよ。)

この例では「交通ルールは守って当然でしょ。」という気持ちが表現されています。

ニュアンスの違いを意識して英語の助動詞を使ってみよう!


意味の違い、ニュアンスの違いが理解できたでしょうか。違いが分かったら、どんどん使って自分の言葉にしていきましょう。助動詞をうまく使いこなすことは、自分の気持ちをうまく英語で伝えるようになるための第一歩。

助動詞の使い方についてはぜひ、英語の助動詞Could, Would, Mayを使い分け方と意味の違いの記事や学校で習いません!ネイティブが使う助動詞の用法で気持ちを伝えようの記事も参考にしてみてくださいね。

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