学校で習いません!ネイティブが使う助動詞の用法で気持ちを伝えよう

  • 英語表現

助動詞と言えば、未来を表す“will”、可能を表す“can”、義務を表す“must”...など中学時代にたくさん覚えた記憶があるかと思いますが、実際の会話の中で使えていますか?学校英語で覚えた基本の意味以外にも様々な用法があり、実は奥が深い助動詞。使いこなせば表現の幅がぐっと広がり微妙なニュアンスももっと上手く伝わるようになりますよ!この記事では実践で使える助動詞の用法を紹介します。

学校で習ったのは実はほんの一部!様々な意味を持つ助動詞


“きっと○○に違いない!” 確信している気持ちを表すmust

mustと言えば、I must do my homework.(宿題をしなければいけない。)、I must go home  by 9:00.(9時までに家に帰らなければいけない。)のように、“義務”を表す助動詞として習った記憶があるかと思いますが、義務の意味以外に会話でよく使われるものに、“確信”の意味があります。

You must be tired.(疲れたでしょ。)

例えば、夜遅く仕事から帰ってきた家族にこのように声をかけることができます。長い1日を終えて帰ってきて、疲れた顔をしていたら、「この人、今絶対疲れてるなぁ」とわかりますよね。そんなときの「疲れているに違いない」の意味でmustを用いています。

It must be Mary.(きっとメアリーだわ!)

メアリーと約束をしていて、メアリーを待っているとき、約束の時間にインターホンが鳴ったら、「あ、メアリーだ」となりますよね。mustを使って「きっと○メアリーに違いない!」という確信の気持ちを表現することができます。

“○○しようとしない” 強い拒絶の気持ちを表すwon't

won't=will notと言えば、will(未来形)の否定形“○○しないつもり”という意味が代表的ですが、“どうしても○○しようとしない”という強い拒絶の気持ちを表す時にも使います。

My brother won't listen to us.(弟ったら私たちの話全然聞こうとしないの。)

例えば、学校を辞めると言い張る弟。「もう少し頑張ってみたらどう?」「もう1回考えてみたら?」と家族で色々アドバイスをしますが、弟は話を聞くのを断固拒否。聞く耳を持ちません。そんな時に使えるのがwon'tです。拒絶の意思の固さを表現しています。

The door won't open.(ドアがどうしても開かない。)

人だけでなく物にもwon'tを使うことができます。押したり引っぱったり、色々試してみたけどそれでも開かない、あらゆる手を尽くしたけどどうにもこうにもならない、という様子を表したいときにピッタリです。

“○○かもしれない” 可能性を表すcould

couldと言えば、can(できる)の過去形で、“できた”という意味が一般的です。他にも様々な使い方がありますが、その一つが“○○かもしれない”という可能性を表す用法です。

That could be true.(本当かもしれないね。)

I could be wrong.(間違ってるかもしれないけど...)

どちらの例も、「絶対本当」「絶対間違ってる」と断言はできないけれど、あり得るかもしれない、可能性としてはある、というニュアンスをcouldを用いて表現しています。

“○○するのはどう?” やんわりと提案する時に使えるcould

couldの使える用法としてもう一つ、“提案”の意味を紹介します。couldを使うことでLet'sほどカジュアルでもなく、shouldほど強くもなく、控えめに自分の提案を伝えることができます。

We could go to the Italian restaurant instead.(代わりにイタリア料理店に行くのはどう?)

例えば、友人と和食を食べに行く約束をしていたけれど行ってみたら今日は閉まっていました。「どうする?」と話しているときに「じゃあ、イタリア料理のお店知ってるけど、そこはどう?」と言うように、「こんな方法もあるけどどう?」とやんわり提案するニュアンスが伝わります。

We could just stay home or go see a movie.(家で過ごしてもいいし、映画見に行ってもいいね。)

例えば家族と「今日何しようか?」と話しているとします。上の例のように「Aでもいいし、Bでもいいし...」といくつか選択肢を挙げて提案する場合にもcouldをよく使います。

“私だったら...” 想像やたとえ話をする時に使えるwould

wouldは未来の助動詞willの過去形として習いましたが、想像や仮の話をしたいとき、覚えておくと非常に便利な助動詞です。

What would you do in Hawaii?(君だったらハワイに行ったら何する?)

I would go to the beach and swim?(私ならビーチで泳ぐかな。)

会話している2人は決してハワイに行く予定がある訳ではありません。wouldを用いることで「もし行ったとしたら」と仮定して想像で話をしていることが伝わります。

I would go.(私だったら行くけど。)

例えば「パーティーに誘われたけけどどうしよう。」とっている友人に「もし私なら...」と自分に置き換えて意見を言いたいとき、wouldが便利です。仮定法ifなど難しい文法を使わなくても「もし私があなたの立場だったら」がwould一つで表現できます。

助動詞を使いこなせば気持ちがもっと伝わる!

確信の度合いや意思の強さ、可能性の高さなど、コミュニケーションの中で重要な微妙なニュアンスの違いは、助動詞なしでは表せません。

助動詞を使いこなせるようになると表現の幅がぐっと広がります。相手の気持ちがもっとよくわかり、自分の伝えたい気持ちももっと正確に伝えられるうになって、英会話がきっと今より更に楽しくなりますよ。

助動詞の用法をマスターしたいという方は、他にもcanの過去形だけじゃない!ネイティブが使うcouldの表現方法の記事や英語の助動詞Could, Would, Mayの使い分け方と意味の違いの記事が参考になるのでぜひ読んでみてください。

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