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2014.05.23(Fri) 英語学習法

英会話が上達しにくい理由はイメージ不足!『英会話イメージリンク習得法』で日本人英語から脱出する3つのポイント

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日本語と英語では言語の作りや文化的背景などから来る違いがとても多く、だからこそ日本人にとって英会話を習得することは大変です。だからこそ、英会話の上達にはその英語表現がどういう場面で使われるのか?というイメージが頭に入っていなければ、実際に口からパッと出てきたりはしません。そこで今回は『使える英語表現』をストックすることのコツを紹介している参考書『英会話イメージリンク習得法』を紹介します。

英会話を場面ごとにイメージして習得するために必要な3つのこと

英会話が上達しにくい理由はイメージ不足!『英会話イメージリンク習得法』で日本人英語から脱出する3つのポイント

英文とイメージを結びつけることがなぜ大事なのか?

この本では、英会話を習得するために大事なことは『英語と日本語の意味が結びついた表現』を学ぶことではなく、『英文とイメージが結びついた表現』を学ぶことだと書いています。いつまでも日本語の意味が分かる英文だけに頼っているといざ英会話で使う時にパッと頭から取り出して使ったりできない、これがイメージリンク(=イメージと理解がつながること)ということです。

この理屈で言えば、例えば英語圏に留学した人は英会話の上達が早くなることが多いですが、それは『その英文が実際に使われている場面に多く出会える=イメージがつかめる』からでしょう。個人的な経験で言っても、英会話で自分が使いこなせる表現というのは、それがどんなシーンで使えるのか理解している表現だけがパッと口から出てくるんだなと思います。 

つまるところ、英会話を習得していく過程は『自分が使える英文を蓄積していく』過程と言えるでしょう。『自分が使える英文』とは、言い換えれば『自分の中でイメージをつくることができる英文』のことです。そのようなイメージと結びついた英文を蓄積していくことが英会話を学ぶということだと強調されています。この本の後半には、具体的に日々の英語リーディングやリスニングの中でどのようにイメージを持つかが解説されています。細かい部分は今回は説明しきれないので、ぜひ本を実際に読んでみてください。

インプットに多くの時間をかけること

英会話の習得に必要不可欠なのは、アウトプットよりもインプットの時間をしっかり確保することだと書いてあります。言語教育の研究でも、英語学習にとって最低なアウトプットとインプットのバランスは3:7、または4:6ほどだと言われています。つい英会話の勉強をする、という時になるとアウトプットの練習、つまりは実際に話すことばかりに意識が向きがちだと思います。しかし、私自身の経験から言っても、アウトプット練習だけをして英会話が身についた人は誰一人知りません。

しかし、アウトプットをしなくて良いかと言われればそういうわけでもなく、なぜならアウトプットがあることでインプットの質が上がるからです。アウトプットをすることで初めて自分が足りない所が見えてくるので、日々のインプットもより目的意識が出てくるので学習効果も高くなります。しかし、インプットが大事と言われてもなかなか継続できないものだと思います。そんな時は、英語でこんな表現があることを思い出してください。

Start with baby steps.(よちよち歩きから始めよう)

少しずつで良いので、始めてみることが大事ということでしょう。わずかでも良いから継続していれば習慣になり、それがいずれ大きなインプットになってきます。

英語の特徴を理解する

英語表現が使われている場面を理解するのと同時に、英語と日本語の違いを知り特徴を理解しておくことはとても大事です。英語ならではの表現や、もっと言えば文化背景を知ることでなぜ英語でその表現になるのか?を知ることができます。これも英語表現をあ頭の中でイメージとして理解するためには必要なことだと思います。

・文化背景から英語を知る
→なぜ英語には『brother』だけで『兄』と『弟』を表現する単語がないのか?

・getやtakeなど日本語にできない単語の考え方
→日本語でそのまま考えると1つの意味しかあてはめられないから使えない

・洋書を読んだりニュースを聴けてもなぜ内容が理解できないのか?
→そのニュースの前後の文脈や文化背景が分からないからイメージがつかみにくい

などなど、日本人にとって英語学習をする上でぶつかりがちな内容について説明されています。そもそも日本は仏教、アメリカはキリスト教と大前提の文化的背景すら違っていますから、まずは英語という言語そのものに興味を持ち、違いを理解することでより英会話の習得も早くなっていくと思います。

 

以上、.いかがだったでしょうか?多くの人がなぜ英会話が出来るようにならないのか、その理由について考察されている良い参考書だと思います。英語表現も実際に使われている場面をイメージすることで本当に使えるようになる、全くその通りだと私も読んでいて同意しました。ぜひ日々の勉強の中でも実践してみたいですね。より詳細な勉強法を知りたい方は、ぜひ本をお手にとってみてください。

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ライタープロフィール
Shin Sasaki
Shin Sasaki
English Hacker編集長でありTOEIC950点のバイリンガル。SLA(第二言語習得論)を研究していた知見から、科学的に誰でも上達する英語学習法を発信しています。本メディア以外にもプレジデント誌での執筆など雑誌・webメディアへの寄稿多数。
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