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2015.03.06(Fri) 英語表現

日本人は絶対知らない!アメリカ英語とイギリス英語の4つの違い

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英語と一口に言っても色々な国で話されていますが、それぞれの国で特徴が見られます。Queen’s Englishで知られるイギリスはもちろんのこと、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、スコットランド、アイルランド、南アフリカなどなど。この記事ではよく比べられるイギリス英語とアメリカ英語の違いについて触れてみたいと思います。

イギリス英語 VS アメリカ英語

辞書では前者がBrE、後者がAmEと記されたりします。それぞれの大きな違いは「発音」「つづり」「イントネーション」「単語」の4つに分けることができます。

●発音の違い

標準的なイギリス英語では、母音が綺麗に発音されます。例えば、
“What are you doing?”が、イギリス英語では「ワタユドゥーイング?」と聞こえるのに対して、アメリカ英語では「ワラユドゥーイング?」に聞こえます。

“Not at all.”だと、イギリス英語では「ノッタットー」と聞こえますが、アメリカ英語では「ノラロー」と聞こえます。アメリカ英語では、’t’と母音がくっつくと、’t’が’r’のような音になります。従って「ワラユドゥーイング?」のように聞こえるわけです。

また、単語レベルでの違いもあります。例えば’garage’をイギリス英語では「ガレージ」、アメリカ英語では「ガラージ」と発音し、’vitamin’を前者では「ヴィタミン」、後者では「ヴァイタミン」と発音します。参考までに、一口にイギリス英語と言っても北部と南部では発音がかなり違ってきます。私の知っている友人にマンハッタン出身の人がいますが、彼は ‘study’を「ストゥディ」と発音します。一般的に、私たちが言う「イギリス英語」はロンドン付近出身の人たちが話す英語を指します。

●スペルの違い

次に例を出してつづりの違いを説明します。

  • “color” “colour” 色 色彩
  • “center” “centre” 中心
  • “traveler” “traveller” 旅人 旅行家
  • “memorize” “memorise” 記憶する
  • “argument” “arguement” 議論 主張
  • “airplane” “aeroplane” 飛行機
  • “mustache” “moustache” くちひげ
  • “skeptical” “sceptical” 疑い深い
  • “connection” “connexion” 結合 関係
  • “aluminum” “aluminium” アルミニウム
  • “skillful” “skilful” 巧みな 熟練した

さて、左と右、どちらがイギリス英語でどちらがアメリカ英語だと思いますか?正解は、私たちに馴染みがある左のつづりがアメリカ英語です。基本的にアメリカ人はlazyなので、省略するのが大好きです。’gonna”wannna’もその例です。ただ、最後の ‘skillful’に関しては、アメリカ英語のほうが’l’が一つ多くなっています。

●イントネーションの違い

では次はイントネーションの違いについてお話ししましょう。

イントネーションの違いは、単純に、上がり口調(rise intonation)をよく使うか下がり口調(fall intonation)をよく使うかに分かれます。この特徴は、”Are you hungry?”や”Do you like English?”などのYes/No questionsで顕著に現れます。イギリス英語ではよく下がり口調が使われます。ちなみに私の話す英語はもともと完璧アメリカ英語だったのですが、イギリス人と長年一緒に働いた結果、今ではYes/No questionsが下がり口調気味になってしまいました…。

●単語の違い

最後に単語の違いについて説明します。

  • “football” “soccer” サッカー
  • “lift” “elevator”  エレベーター
  • “queue” “line” 列 行列
  • “trousers” “pants” ズボン
  • “petrol” “gasoline” ガソリン
  • “crisps” “potato chips” ポテトチップ
  • “chips” “French fries” フライドポテト
  • “telly” “TV” テレビ

左と右、どちらがイギリス英語だと思いますか?正解は左です。

 

ここに挙げた例はほんの一例です。他にもまだまだたくさんありますし、単語のみならず表現の違いもあります。「噂をすれば影」をイギリス英語では “Speak of the devil.”と言いますが、アメリカ英語では”Talk of the devil.”と言います。このように、単語・表現の違いはかなりあるため、実はイギリス人がアメリカの映画を観ても100%分かりません。逆も同じです。

私たち英語のnonnative speakerにとって、よほど同じ国に長期滞在しない限り、完璧なイギリス英語やアメリカ英語を話すことは不可能に近いです。私たちが学校で学習する英語はアメリカ英語がほとんどですが、実は私たちが普段無意識に触れる英語に、イギリス英語も結構入っています。Native speakerでさえ環境によって英語が変わってくるものです。友人のイギリス人は日本でアメリカ人と接しているので、今ではアメリカアクセント(American twangと言ったりします)が入ってきました。

英語学習者はイギリス英語、アメリカ英語などはあまり気にしなくてもいいと思います。機会があればその都度その都度イギリス英語なり、アメリカ英語なり吸収していけばよいですし、2つの英語が混じって深刻な不都合を感じることはほぼありません。

アメリカ英語とイギリス英語をそれぞれ勉強できるアプリ

イギリス英語を聞いた時に「すごく聴きやすい」という人と「すごく聴きにくい」という意見に別れることが多いです。みなさんはイギリス英語はどうでしょうか?それぞれ一定以上聞いたことがないとなかなかく区別が付けにくいものですので、それぞれを練習できるアプリを紹介します。

このアプリは毎朝ネイティブスピーカーが読み上げる短いニュースが日本語訳付きで届きます。イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリアの男女が日替わりでナレーションをしてくれているので、アメリカ英語だけでなくイギリス英語、オーストラリア英語、カナダ英語と様々な英語に触れることができます。解説もついているので初心者の人でも取り組みやすいと思いので、iPhoneをお持ちの方はぜひダウンロードしてみてください。

 

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ライタープロフィール
Shin Sasaki
Shin Sasaki
English Hacker編集長でありTOEIC950点のバイリンガル。SLA(第二言語習得論)を研究していた知見から、科学的に誰でも上達する英語学習法を発信しています。本メディア以外にもプレジデント誌での執筆など雑誌・webメディアへの寄稿多数。
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