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2012.04.08(Sun) 英語学習法

英会話の勉強でモチベーションを維持するためのコツ

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最近はデバイスが普及したりwebで英語を聞いたりするハードルが以前よりもかなり低くなってきていますよね。pdcastやYouTubeで動画を観たりするのも以前よりは大分一般的になってきてると思います。しかし、なんとなくpodcastやYouTubeで英語を聞いていても、英語はできるようになりません。それはなぜでしょうか?


あなたのゴールは、どこですか?

そもそも考えてほしいのは、あなたにとって英語が出来る状態とはどんな状態か?をということです。これに即答できない人は、おそらくいつまでも何となくの英語学習をすることになります。別にこれでも大量の時間と努力をすれば英語はできるようになります。実際、自分が独学でやっている時は今振り返るとそうでした。

しかし、断言しますが、普通の人はそこまで努力できません。おそらく途中で投げ出す人が9割越えでしょう。それはなぜか?それは自分にとって英語ができる状態がどんな状態なのかを具体的にイメージ(≒妄想)できていないからです。イメージできていないと、モチベーションも途中で途切れてしまうでしょうし。

私自身が友達などからよく聞かれる質問として多いのが2つあって、
1.「英語教えてください!」
2.「TOEICのスコアの上げ方を教えてください!」

1の場合
これが1番多い質問なんですが、そもそも英語教えてって言われてもこちらは「英語の何を教えてほしいの?」と思います。英語って一言で言ってもかなり幅があるじゃないですか。リスニングなのかリーディングなのかリスニングなのか。こういう質問をしてくる時ってたいてい「じゃあどういうスキルを上げたいの?リスニング?リーディング?」って聞き返すと答えられなかったりします。

これも根本には自分にとって英語ができる状態とはどんな状態か?を考えられていないことが原因にあるでしょう。だいたい英語が少しでも中級〜上級にある人は、こんな漠然とした質問はせずに

「アメリカ英語は聞き取れるけど、イギリス英語はどうも苦手だ。どうやって対策しましたか?」
「日常会話はできるけど、ニュースなどで使われる単語が理解できない。どうやって覚えたか?」

などと、実際にこちらも即答できるような質問をしてくるんです。こういう質問だったらすぐにノウハウを教えることができます。質問をする時も、できるだけ具体的にスキルを上げたい部分を明示してみると欲しい答えが返ってくることが多くなるでしょう。

2.の場合
これは1よりは特定された質問ですが、あと一歩という所です。なぜかと言うと、そもそもTOEICと一言で言ってもリスニングとリーディングのセクションがありますし、今の得点が500点なのか800点なのかで対策は全く異なってきます。なのに「TOEICのスコア上げたい〜」と言われても、答えにくいですね。これも英語力の前に、具体的にTOEICのどの部分をどれくらいのレベルで出来るようにイメージできてないことが問題なんです。

妄想は意外と知られてないモチベーション維持の方法
英語の力は洋画を観たり洋楽を聞いたりすることでも確かにつきます。でも、おそらく長期間継続して英語の勉強をするためには、自分にとってのゴール、つまる英語を勉強した結果どれくらいのレベルになっていたいのかを具体的にイメージすることが大事です。

私の英語の師匠とのやりとりで、こんな質問を私がしたことがありました。
私:「英語が出来るようになったと言えるのってどれくらいのレベルですか?」
師匠:「自分が英語が出来ると決めた時だよ」

つまり、英語ができるというのは自分の目標とするレベルまで到達した時、その人にとって英語は出来る、と言っていいんです。そうしないと、おそらく外国語として英語を学んでいる人は一生英語が出来る!って言えないでしょうし笑

自分の英語学習の目標がどこで、どういう状態なのか、具体的にイメージしてみてください。そうすれば、自然とモチベーションは上がってくるものです。

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ライタープロフィール
Shin Sasaki
Shin Sasaki
English Hacker編集長でありTOEIC950点のバイリンガル。SLA(第二言語習得論)を研究していた知見から、科学的に誰でも上達する英語学習法を発信しています。本メディア以外にもプレジデント誌での執筆など雑誌・webメディアへの寄稿多数。
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