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2016.11.16(Wed) 英語学習法

「クビになった」を英語で言うと?退職関連の英語表現使い分け

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「仕事を辞めた」というのは日本語では普通の言い方ですよね。「辞める」という言葉はニュートラルです。しかし、英語では辞めた背景によって動詞が変わるんです。「そういう意味じゃなかったのに!」となってしまうので、ぜひ覚えてくださいね。

「クビになった」を英語で言うと?退職関連の英語表現使い分け

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I was fired.「クビになった」

Fireはいわゆる「クビ」です。本人の意志に関係なく突きつけられる退職の命令です。話し合いの余地はありません。「クビになった」なので受け身の表現を使います。wasをgotに置き換えることもできます。ニュアンスは同じです。

I fired him.「あいつをクビにしたのは俺だよ」

逆に、クビにする側はただfireで能動態で表現します。

We decided to let you go.「会議であなたに辞めてもらうことにしました」

会議室に呼ばれて、深刻な面持ちで言われるときのフレーズです。丁寧に「あなたクビです」と言われています。let you go「行かせる」→「自由にさせる」=「会社を辞めてもらう」ということです。

I quit my job.「仕事辞めたわ」

Quitで表現すると「なんか事情があったんだろうな」と察します。聞き手は、辞めた理由はちょっとネガティブなんだろうなと思います。面接ではquitとは言いません。

I left my company.「退職したんだよね」

去るという意味でleaveを使い、ニュアンスはとてもニュートラルです。産休もmaternity leaveと表現します。

I turned in my resignation letter. 「辞表を出したよ」

resignationは、resignという退職するという意味の単語からきています。I resigned from my job.と言うのも正しい表現ですが、ちょっと硬く聞こえます。日常会話ではleaveのほうがよく使います。

My husband was laid off.「うちの旦那、リストラされちゃって」

Lay offは解雇ですが、会社の経済状況などでやむ無く退職を迫られている場合です。会社から退職金をもらえるケースがほとんどです。面接でこの表現を使えば、quitやfiredよりも個人の事情で退職したと解釈されることはありません。

I got a severance. 「退職金もらったよ」

Lay off(解雇)されたり、一定期間以上勤務した会社を退職する場合にもらえるお金です。もちろん誰でも、どこの会社からでも支給されるわけではありません。

My dad already retired.「うちのお父さんは定年退職したよ」

定年退職の場合はretireを使います。他の表現は不適切なので使いません。

日本とはまた違うアメリカの退職お作法

アメリカで辞職する場合は大体2週間〜1ヶ月前に伝えれば十分です。I already gave notice.は「もう辞意は伝えたよ」という意味です。退職の意志を伝えて、すぐクビになる場合もあるので、ギリギリまで伝えない人も多くいます。

アメリカでクビになる場合はかなり残酷です。突然会議が入れられ、「もう来なくていいんで」と言われます。そこには人事が立ち会い、上司はその一言を伝えてからすぐに退席します。

話し合いが終わることには、今まで使っていたシステムにログインも出来ない状態になっています。会社によっては、セキュリティー上の問題から自分のデスクにすら戻らせることなく、人事部との話し合いが終わり次第強制的に玄関までエスコートされます。すでに外部の人扱いなんです。一番優しい対応でも、自分のデスクに戻って、個人の所有物を片付けていそいそと帰ることしかできません。

 

ですから、quit、left、laid offの使い分けはとても大切なんです。いらぬ誤解を招くことのないよう、区別して使い分けてくださいね。

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Haruka

Haruka

日本生まれの生粋の日本人。大学でなんとなく英語を専攻するも、特に英語はうまくなかった。卒業後、アメリカのシアトルに移住。渡米当初はうまく英語でのコミュニケーションが取れず孤独を感じる。移住後は一切勉強はせず、ダンスを通して友人を作り英語を習得。現地の有名企業に勤務できるほど、英語が得意になった。主にアメリカ英語のニュアンスや日本との文化の違いについてのコラムを執筆中。
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ライタープロフィール
Haruka
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日本生まれの生粋の日本人。大学でなんとなく英語を専攻するも、特に英語はうまくなかった。卒業後、アメリカのシアトルに移住。渡米当初はうまく英語でのコミュニケーションが取れず孤独を感じる。移住後は一切勉強はせず、ダンスを通して友人を作り英語を習得。現地の有名企業に勤務できるほど、英語が得意になった。主にアメリカ英語のニュアンスや日本との文化の違いについてのコラムを執筆中。
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