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2015.12.14(Mon) 英語試験

英語4技能を測る試験『GTEC』の試験形式と特徴まとめ

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GTECとは

GTEC

GTEC(正式名称: Global Test of English Communication)は、ベネッセコーポレーションの子会社で世界60か国以上に英会話教室を展開しているベルリッツが開発した英語試験です。

この試験は日本の社会人がグローバル社会の中で、英語でのコミュニケーションに関する問題を克服するために設計されたテストです。個人受験も提供されていますが、団体受験の方が広く知られているかもしれません。ですので、今回は団体受験にフォーカスしていきます。

団体受験で受けることが多いGTEC

団体受験の特徴としては、コンサルティングと英語試験が混ざったようなものだということが挙げられます。受験の流れとしては、まずクライアントとGTEC側との間でディスカッションを行い、目的やクライアントの課題などを明確にしてから試験を実施。結果は客観的に数値で表され、将来の動向について話し合っていくための大切な材料になります。コンサルティングサービスは問題が解決されるまで続くそうです。ちなみに個人受験も試験の内容は同じで、4教科まで受けることが可能。4教科受けた場合は税込12,960円ですが、TOEICの公開テストとS&Wテストを受けるよりも安く済むため、個人学習者にとっても魅力的なテストだと思います。

GTECの特徴まとめ

GTEC
受験料 受験科目数によって2160円~12960円

4技能の受験料は12,960円(個人受験) / 9,720円(企業 / 団体受験) ※税込み価格

試験形式 図1を参照
試験時間 約30~80分
スコア 0~1000点
特徴 ビジネスにおける実務的な英語の試験
ロケーション 全国のベルリッツ・ランゲージセンター、またはライセンシー締結企業でのコンピュータ受験
試験の回数 好きなタイミングで
申し込み手順 インターネットか電話で(株)ベネッセコーポレーションGTEC営業部まで連絡。その後担当者がGTEC商品説明および受験方法の説明に訪問。

試験形式

各パート4技能ごとの試験形式の詳細です。

Listening:即応性や情報選択と要点理解など多角的に「聞く」能力を測定します。

Reading:読みの下位技能に着目し,英文読解の能力を多角的に測定します。

Writing:ビジネス・生活に直結した内容で「書く」能力を実践的に測定します。

Speaking:リアルなシチュエーションと課題で発音~「話す」能力を測定します。

CASECで問われる英語力とは

GTEC_4skills

  • 「英語を自分の意志で伝える」ためのスピーキング力
  • 電子メールなどでのやり取りをスムーズに行うためのライティング力(正しい単語や熟語の選択・語彙の多さ)

日本人が苦手とする、英語でのコミュニケーションの問題を解決するために開発された実践的な英語能力を測る試験です。TOEFLやTOEICといった試験と異なり、主なターゲット層は社会人世代の方々になります。特に企業における団体受験では、専門家が個人ひとりひとりの課題を見つけ、それぞれに合った解決方法を提供してくれますよ。

近年の急速なグローバル化に日本人の英語力はまだまだ追いついていないと感じています。小中学校などから、読みや文法の勉強はしっかりと行いますが、実践的な英語力を身に付けるために必要不可欠なスピーキングやライティングの教育は遅れています。今後の対策を考えていく必要がある今、GTECは重宝される試験でしょう。

ちなみにGTECには社会人向けのもの以外に、GTEC for STUDENTSやGTEC CBTなどの中・高校生向きの試験も提供されています。これらの試験は大学入試の活用されており、スコアによって英語の試験が免除になったり、試験の総合評価に反映されたりするようです。学生の方はチェックしてみるといいかもしれません。

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ライタープロフィール
Shin Sasaki
Shin Sasaki
English Hacker編集長でありTOEIC950点のバイリンガル。SLA(第二言語習得論)を研究していた知見から、科学的に誰でも上達する英語学習法を発信しています。本メディア以外にもプレジデント誌での執筆など雑誌・webメディアへの寄稿多数。
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